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毎日新聞で「<境界を生きる>性分化疾患」という連載がされているようです。
http://news.goo.ne.jp/topstories/life/20091007/17c123f5ddf5c3e26b92cc3dddb2b3b1.html
「告知…娘は命を絶った」といった記事を見ると、本当に考えさせられてしまいます。
> 「詳しく知らないまま楽しく暮らせている人もいる。すべてを話すことがいいことなのか」。
特に女性として育てられ自我も女性だと思っている人が自分がISだったことを知った場合のショックは大変なものであるようです。
難しい問題です。
そのためこれまで医療的にはまったくと言っていいほどケアーされず、医者の無理解や場あたり的な対応などで当事者にとって取り返しのつかないことになることも珍しくありませんでした。
わたしは本人に性自認が生まれる前に急を要する手術以外はするべきではないと思います。
でもやはり医者や親は性急に「男」か「女」にしなければ気がすまないようです。
やはり曖昧であることは許されないんですね・・・。
「IS」というのは本当にデリケートな問題なんですね。治るという概念がないということは、不治の病であると考えることもできるわけで、告知というのも重いテーマとなりそうです。
>やはり曖昧であることは許されないんですね・・・。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20091008ddm013100143000c.html?C=S
今日の毎日新聞の記事ですが
「こうした人たちを男性か女性か、明確に分けることはできない。でも社会生活を営むにはどちらかの性別を割り当てる必要がある。」
と明記されているみたいで、中間のところにいるのは社会的には許してもらえないということなんでしょうね。
年とともに変わるということは、若いときには正しいと自分で判断したことであっても、間違ったことをやってしまったと後でものすごく後悔する人もいるのでしょうね。
これとは別に、見た目の肉体的には完全に男や女であっても、精神的にはそうではないISの方もいるわけですね。
みい さんの身体の具合が心配でした。
でも、みい さんのコメントを見る事ができて安心しました。
うれしかったです。(^-^)
わたしは病院の診察券が40枚近くあります。明確な病気でかかったものもありますが、慢性的な体調不良で様々な病院をさ迷い続け、やっと2年前に男性ホルモン不足とわかりました。
目が見えないとか、腕がないといった外部障害は、誰が見ても「不自由だろうな・・・」と想像がつきますが、体調不良という内部障害は外からはわからないのでつらさがなかなか理解してもらえません。
日々もままならず常にしんどい思いをしています。
医者には男性ホルモン補充をすすめられますが、それでは「これまでのわたし」が死んでしまう。一方、女性ホルモンを入れて体が女性化すれば社会的に生きづらくなる・・・。
そういったことで常に悩んでいます。
厳然と「男/女」に分けられた今の社会では、GIDの場合は性が「逆」になるというある意味わかりやすさがありますが、ISの「曖昧」さは実際、一般的な理解も許容も難しいでしょう。
そしてISは社会的問題以外にも医学的問題も抱えています。症状によっては短命なケースさえ・・・。
何をもって解決とするかもISは各人各様、千差万別。
そもそも解決なんてないのかもしれないし・・・。
もう当事者としてはギャグにするしかないんでしょう・・・。
>慢性的な体調不良で様々な病院をさ迷い続け、やっと2年前に男性ホルモン不足とわかりました。
ということは、つい最近まで体調不良の原因が分からなかったんですね。つらかったでしょうね。
身体のきつさとか、なかなか他の人に理解してもらうことができないのも精神的にきついところだと思います。
そして、対症療法をしようとすると、春ちゃんとまったく同じ決断をしなければならないことになるのですね・・・。
こんなタイミングでこんな記事に出会えるとは、何か因縁を感じてしまいます。
しかし、ISの問題のことが分かるほど、これの解決策を見つけるのが非常に難しいことがわかってきました。