goo blog サービス終了のお知らせ 

青葉城恋唄

仙台生まれ、仙台育ちの40代女性。
日々の生活で考えたことを記す雑記帳。

読書感想「おカネの切れ目が恋のはじまり シナリオブック」

2021年01月15日 | ほん


姉からもらったシナリオ本。
ドラマが4話で終わってしまったので、
本当の話がどんな内容だったんだろうと気になっていた。

もちろん、本来の8話構成の形の方がしっかりとしたドラマで。
シナリオを読みながら、もちろん慶太の声は三浦春馬で再生されて、
ああ、これを映像で見たかったなぁという思いが強くなるんだけど。

4話まで見られたからこそ、その後の物語もリアルに想像できたわけで。
大事なものを見たなぁ。

良かったなぁ。


読書感想「海がきこえる」「海がきこえるⅡ」

2020年08月31日 | ほん


最近、氷室冴子を読み直している。
未読だった「海がきこえる」を古本屋で買ったことをきっかけに、
続けて「海がきこえるⅡ」を図書館で借りて読了。

ちょっと私が好きな氷室冴子テイストとは違った。
高知弁がはまらなかったし、里伽子のキャラがちょっと・・・。
続編でクローズアップされる知沙もちょっと・・・。
里伽子の父の恋人もちょっと・・・。

要するに出てくる女性キャラがいまいち。



読書記録「旅のつばくろ」★★★★☆

2020年06月19日 | ほん


新幹線の座席の網に入っている「トランヴェール」。
そこに連載されていた沢木耕太郎の「旅のつばくろ」が1冊の本になった。
早速図書館で借りて読了。

やはり移動する新幹線内で読むのとは雰囲気が違う。
でも読んでいると旅の記憶がよみがえる。

寝坊して宇都宮線を応援する話は読んだ記憶があるなぁ。

読書感想「『逃げ恥』にみる結婚の経済学」★★★☆☆

2020年06月11日 | ほん
仙台梅雨入りしました。

新型コロナウイルスの影響で新ドラマがさっぱり始まらず。
でもそのおかげで『逃げ恥』特別編を楽しむことができた。
2回目でも面白い。
今回は未公開カットが追加されているということと、
エンディングの恋ダンスに出演者がリモートで新たに参加しているのが楽しめる。




再放送に合わせて読んでみた本。
なかなか興味深い。

専業主婦の妻が労働の対価として正当な報酬を受け取るためには
夫の年収が600万円以上ないといけないとか、
対して夫の年収が300万未満であれば妻が得られる報酬は
最低賃金(時給743円)以下となってしまうとか、
結構リアルな試算がしっかり出されてくる。

総じて言うと、結局「逃げ恥」の世界は無理があるということ。
みくりと平匡の夫婦も、子供が生まれたら共働きしないとだめらしい。
専業主婦のワンオペ育児が許されるのは
夫の年収1,200万以上とか。
それでもワンオペはいやだけどね。
稼ぎが少なくても助け合って子育てできる夫が良くない?


読書感想「蜜蜂と遠雷」★★★☆☆

2020年05月30日 | ほん
夫の言う通り、原作の方が良かった。
コンテスタント4名それぞれの交流が深く描かれていた。

特に明石と亜夜の心の通じ合わせ方が良かったなぁ。
でも2人が顔を合わせていきなり泣き出すというのは
心理描写が細やかな小説だから染みるのかな。


雅美のイメージはブルゾンじゃないな。
もう少し可愛げのある雰囲気の人が良い。

海岸のシーン、
それまで、2人ずつでのかかわりはあっても、
4人でのシーンがなかったのに
急にマサル、亜夜、塵、明石で出かけるのが違和感だったので、
原作は違っていて納得。

奏ちゃん、いいキャラだな。映像で見たかった。

読書感想「カモメに飛ぶことを教えた猫」

2020年05月24日 | ほん


新聞の書評で読みたくなってしまい、図書館で予約。

特にあっと驚くような展開はない。
じんわりと暖かい気持ちになる物語。
オスの猫が「母親」になっていく過程が面白い。

原油の流出など、社会問題も織り交ぜて。

まさか猫が人間の言葉をしゃべるという設定があったとは。
急に登場した詩人ではなく、ゾルバの飼い主に助けを求めた方が良いのでは?
と思ったんだけど。

読書感想「空飛ぶ広報室」★★★☆☆

2020年04月14日 | ほん


『空飛ぶ広報室』
著:有川浩

ドラマを見てから読もうと思っていた原作。
やはりドラマのキャストで再生されてしまう。


終盤、空自の批判をしたテレビ番組を巡って
リカと空井が疎遠になってしまう展開。
ドラマではリカが空井を突き放す感じになっていたけど、
原作では逆だった。

空井はリカのことを信用していて、
それが裏切られた気がして怒りの感情が沸いてきてしまった。
ドラマよりもそっちの方が自然かなと思った。

読書記録「ナルニアの国は遠くない」

2020年04月04日 | ほん


春まっさかり。



最近借りている本。

「ナルニアの国は遠くない」
著:柳生望

何年か前に大橋の近くの古本屋で見かけて読んでみたかった本。
以前にも借りたことはあったけど、今回はじっくりと。

1981年発行の本。
裏表紙の裏には懐かしい読書カードを入れるポケットが。
「ナルニア国ものがたり」シリーズを丁寧に解説。


読書感想「あなたの人生の物語」★★★☆☆

2020年03月31日 | ほん



『あなたの人生の物語』
著:テッド・チャン

映画「メッセージ」の原作が入った短編集。
かなり難しい内容でびっくり。
映画が中心に描いていた言語学の理論のほかに、
物理の話が絡んでいてかなり深い話でした。
でも光の屈折の話が映画でも描かれていたら
映画の解釈がずいぶん変わっていたかも。
映画のメインは
「過去のことだと思っていたことが実はこれから起こることでした」
という驚きを与えることに置かれていたから。