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青葉城恋唄

仙台生まれ、仙台育ちの40代女性。
日々の生活で考えたことを記す雑記帳。

テレビで観賞記録「劇場版 奥様は、取り扱い注意」★★★☆☆

2025年04月10日 | えいが
『劇場版 奥様は、取り扱い注意』2020年・日本
監督:佐藤東弥
原案:金城一紀
脚本:まなべゆきこ
出演:綾瀬はるか 西島秀俊 鈴木浩介 岡田健史

ドラマ版から約3年、
WOWOW放送を録画してからさらに3年以上放置してようやく鑑賞。

ドラマ版のラストは夫婦が銃をお互いに向けていて、
暗転した後に銃声が聞こえる…というシーンだったと記憶していたけど
映画版では海辺の街にまだ夫婦として暮らしていたので「ん?」となったけど
なるほど記憶喪失ね。

そして当然このまま穏やかに暮らしていくんでは映画にならないし、
菜美(久実)がいつ記憶を戻すのか?
そうなったら夫婦はどうするのか?というのが気になってくる。

結局あの暴漢?を倒したときに思い出したってことかな?
そして勇輝(裕司)も気づいていた。

ラストの船での爆発シーンとかは映画らしい豪華さでしたが、
まあそれだけですかね。

1月鑑賞の「ルパンの娘」に続き、
連続ドラマの映画化、そして女優さんのアクションがある作品でした。

テレビで観賞記録「八犬伝」★★☆☆☆

2025年02月25日 | えいが
『八犬伝』2024年・日本

監督・脚本:曽利文彦
原作:山田風太郎 (角川文庫刊『八犬伝』)
出演:役所広司 内野聖陽 土屋太鳳 渡邊圭祐

「南総里見八犬伝」の作者・曲亭馬琴の執筆過程と
「南総里見八犬伝」本編を並行して描いていた分、
ちょっとどちらも中途半端になってしまった印象。
私自身は「南総里見八犬伝」の内容をだいたいは知っているので
余計に不要な感じになってしまったけど、
まったく知らない人には良かったのかな?

そもそも八犬士を覚えるだけで一苦労だよー。

映画鑑賞記録「劇場版ルパンの娘」★★★☆☆

2025年01月10日 | えいが
『劇場版 ルパンの娘』2021年・日本
監督:武内英樹
原作:横関大(講談社文庫刊 『ルパンの娘』『ホームズの娘』『ルパンの帰還』)
脚本:徳永友一
出演:深田恭子 瀬戸康史 渡部篤郎 小沢真珠 栗原類

「テレビでやるまで待つ」と言った映画が配信されてから約3年。
放置していた録画をようやく鑑賞。
相変わらず面白い。
面白いけど残らない。

テレビ版と変わらず瀬戸康史はかっこよく、
円城寺さんは振り切ってて素晴らしかった。
華のピンチに駆け付けたときの
「(メダル)かむかい?」「かまない」のやり取り最高。
もうタイムマシンでもなんでもやってくれ。

過去に戻って華の本当の父親を救おうとする場面で
「Lの一族で育たなければ和馬と出会えず、杏とも会えなくなる」
と葛藤する華を問答無用で気絶させて自身の妹を守る行動を選ぶ尊がリアル。
って思ったけど、一応娘の未来も考えていたのね。

【後日追記】
感想を書くためにちょっと見直したけど
本当にストーリーを忘れていてびっくり。

テレビで鑑賞記録「くれなずめ」★★☆☆☆

2024年10月21日 | えいが
『くれなずめ』2021年・日本
監督・脚本:松居大悟
出演:成田凌 高良健吾 若葉竜也 浜野謙太 藤原季節 目次立樹

ずいぶん前にWOWOWで録画していたものを鑑賞。
録画したときには何か見たい理由があったんだと思うんだけど、
見始めてもなんで見たかったのかわからない。
でも同じ時期に「カツベン!」や「弥生、三月」なども録画していたので
もしかしたら成田凌まつりだった?

でも私の嫌いな男子のわちゃわちゃが続くばかりで、
終盤の急なカオス展開に至っては「あと何分?」
ってことばかりが気になってしまった。
舞台の映画化ってわかってなんか納得です。

ウルフルズの楽曲が使われていたのでウルフルズ枠だったかも。
まあでも削除してもなんの後悔もなし。



映画鑑賞記録「ゴールデンカムイ」★★★☆☆

2024年02月05日 | えいが
『ゴールデンカムイ』
監督:久保茂昭
脚本:黒岩勉
原作:野田サトル (集英社ヤングジャンプコミックス刊『ゴールデンカムイ』)
出演:山﨑賢人 山田杏奈 矢本悠馬 大谷亮平 高畑充希




MOVIX仙台にて鑑賞。

観に行ってきました。
いや、行ってしまいました。夫が前向きだったので。
私だけだったら行かなかったかも。

映画は大体原作3巻の3分の1くらいまでの内容を描いていたけど
映画だけだったら10部作くらい必要なのでは?と思うので
きっとどっか削られてしまうんだろうな~と思うと残念。

結論から言うと、やはり原作に思い入れが強すぎて、
観る前の不安を払拭できるほどの満足感は得られなかった。
物足りない。という1点に尽きる。
なので映画作品そのものを純粋に評価することはできない。

クマと狼はやっぱりちょっとぬいぐるみ感がぬぐえなかった。
杉元の救出を映画のクライマックスとするのはちょっと無理があったかも。
馬橇のシーンは見せ場だからか、原作では後方支援だったアシㇼパが
橇に乗り込むことによって鶴見が杉元の相棒であるアイヌの存在に気付くのが早まった。
尺というか今後の展開との関係かな?

同じような改変として梅ちゃんの話をアシㇼパにするのが早かった。
今後のアシㇼパの恋心の描き方が気になる。

ま、まずは第一弾なのでね。完結するかな?


  

昼は富沢のフルーツピークスにて。
ホタテうまい。

テレビで鑑賞記録「月の満ち欠け」★★☆☆☆

2023年10月30日 | えいが
帰宅後、夫婦で鑑賞。

『月の満ち欠け』2022年・日本
監督:廣木隆一
脚本:橋本裕志
原作:佐藤正午
出演:大泉洋 有村架純 目黒蓮 伊藤沙莉 田中圭 柴咲コウ 菊池日菜子

いやーなんかこわいというか、気持ち悪い話でした。
予想外。

ポスターでは2組の男女の写真と
「生まれ変わってもあなたに会いたい」というコピーがあって、
どちらかのカップルがもう一組に生まれ変わって…ということかと思っていた。
そういう、時空を超えた愛みたいなものを描くのかと。


違った。
いや、描いていたのかもしれないけど、想像とは違っていて、少なくとも私はそこに感動はしなかった。

主人公は大泉洋演じる小山内堅。
彼は事故で妻・梢と娘の瑠璃を失くしてしまう。
8年後、瑠璃の友人だった女性・緑坂ゆいから
「私の娘は瑠璃の生まれ変わりだ」と聞かされる。
しかも死んだ瑠璃も正木瑠璃という女性の生まれ変わりだったと話す。
最後にはその女の子から
「私はお父さんとお母さんの子どもで幸せだったよ」と、
幼かった頃の瑠璃と同じせりふを聞かされる。
そしてラストシーンでは、小山内の母の介護士をしている女性の娘が
亡き妻と同じしぐさで出迎える。

これね、主人公の小山内の立場からしたら恐怖しかないよね。
感動よりも瑠璃の執念が怖い。
作中でも大泉さんが怒っています。
それでも「私はお父さんとお母さんの娘で幸せだったよ」
というセリフには涙を流してしまう。

主人公が瑠璃であったらもう少し感情移入できたかも。

時系列を整理。
1980年 正木瑠璃と哲彦が出会う/堅と梢が結婚
1981年 正木瑠璃死亡/小山内瑠璃誕生
1988年? 小山内瑠璃覚醒
1999年 小山内瑠璃・梢死亡/緑坂るり誕生?
2007年 小山内堅と緑坂るりが出会う/るり(瑠璃)と哲彦再会?

いろいろと不満を挙げてしまうと、まずセット。美術?
高田馬場の駅前が重要な場所として描かれる。
1980年の高田馬場を再現しているらしいけど、
2007年の風景も同じように見えたのが残念。
1980年のシーンが全然それっぽく見えなかった。ファッションとか。

脚本も違和感。
冒頭だから説明したいのか、伊藤沙莉ちゃん演じる緑坂ゆいが
「あなたの娘の瑠璃の誕生日」「奥さんのこずえさん」とか
小山内に対してわかりきったことをいちいち言うのが不自然。

なぜどの子も7歳になると前世の記憶がよみがえるのかが疑問。
正木瑠璃が転生していった理由が「果たされなかった思い」ならば
小山内こずえが転生していた理由は何?
娘の友人だった子の娘(初対面)ばかりか
ずっと仲良くしていた女の子までもが自分の家族の生まれ変わりと知ったら
もう恐怖しかないよね。

ラストの映像にはびっくりを通り越して呆れてしまった。
東京から帰る堅が乗る列車として映るのが北陸新幹線!
あれでは八戸に帰れないよー。
作っている側の不誠実さが伝わってくる。

最近は能天気なアホな役が多かった田中圭の気持ち悪さは良かった。
心の底から嫌悪感が湧きました(笑)。


テレビで鑑賞記録「劇場版きのう何食べた?」★★★☆☆

2023年10月20日 | えいが
『劇場版 きのう何食べた?』2021年・日本
監督:中江和仁
脚本:安達奈緒子
原作:よしながふみ
出演:西島秀俊 内野聖陽 山本耕史 磯村勇斗 松村北斗 田中美佐子

ドラマ版「きのう何食べた?」のseason2が始まってしまったのであわてて鑑賞。
京都旅行がメインなのかと思っていたらオープニング前に終わってしまったー。
意外といろんなエピソードが詰め込まれていた。
2人とも老いが気になり始めたケンジとシロさん。
何か不穏なことがあると別れよりも「死ぬの・・・?」という思考になる。

田淵くん、season1には出てこなかったけど松村北斗!
原作より性格悪そうだけどまあまあ合ってる。
あ、でもドラマ版season2では別の役者さんだそうで。
残念ー。

映画版ということで盛り上がりが必要なんでしょうね、
原作よりも踏み込んだテーマを描いていた印象があります。


テレビで鑑賞記録「RRR」★★★★☆

2023年10月16日 | えいが
『RRR』2022年・インド
監督・脚本:S・S・ラージャマウリ
出演:N・T・ラーマ・ラオ・Jr ラーム・チャラン

夫婦で鑑賞。
意外と面白かった。
でも3時間は長い~。インターミッションがありました。

ビームとラーマの友情も良かったし、それぞれの背景も良かった。
意外と細かい伏線回収もしていたし、わかりやすい勧善懲悪ですっきり。
イギリス統治下のインドが舞台なのでイギリス人がめちゃくちゃ悪く描かれていた。
インド映画、見直しました。

もう少し短かったらもっと見るかも。

映画鑑賞記録「アナログ」★☆☆☆☆

2023年09月28日 | えいが


『アナログ』2023年・日本
監督:タカハタ秀太
原作:ビートたけし
脚本:港岳彦
出演:二宮和也 波瑠 桐谷健太


せっかく試写会に当たったのに仕事の夫から譲ってもらい鑑賞。
会場は電力ホール。満席。

話が進むにつれて周囲からすすり泣きが聞こえてきた。
でも残念ながら私の評価はいまいち。

まず「みゆきがケータイを持っていない」
という設定に深い意味があると思いすぎました。
ただすれ違いを産みたいという制作側の理由のように感じた。

キャストもね・・・。
二宮くんと波瑠ちゃん、どっちも好きですが、
この2人の恋愛はちょっとしっくりこなかった。
やっぱり二宮くんが年上すぎた。
あーでも「セカムズ」はもっと年上の大野くんとの恋愛にキュンとしたなぁ。

(ネタバレありです!これから映画を観る人は
こんなくだらない感想でも読まない方が良いかも)



突然会えなくなった理由も病気というのはありきたり。
私だったら死んでないのに自分の日記を勝手に読まれたらいやだなぁ。


テレビで鑑賞記録「カツベン!」★★★☆☆

2023年09月16日 | えいが
WOWOWで録画したものを鑑賞。

『カツベン!』2019年・日本
監督:周防正行
脚本:片島章三
出演:成田凌 黒島結菜 永瀬正敏 竹野内豊

ながら見してしまったせいか、あまり響かず。
終始ドタバタしていた感じ。
見る前は勝手に、活弁士を夢見る少年が
良い師匠と出会って成長していくという物語かと思っていたので
そうではなかった・・・という失望が大きかったのかも。

「良い師匠」となりそうな人は出てきたんだけど、
その人との絡みも少なく物足りず。

うーん、あまり記憶に残らなそう。