「日本PTA全国研究大会」というものに二日間参加してきました。
毎年全国各地で開催されていて、今年は57回目みやぎ大会です。
11の分科会があり、宮城各地で講演会があります。私の希望は「やんちゃ和尚」の岩沼市。愛知県のお寺で不登校や引きこもりの子を預かり体当たりの愛情で子ども達に接している廣中和尚さんのことは何度かテレビで見て知っていました。でも、一人では行けないから近場にしようかなあと思っていたら、TさんとSさんがご一緒してくれるというではないですか!!嬉しい
なんとパワフルな和尚さん、会場を動き回り握手しながらのお話、ちっともじっとしていません。
お寺に来る子ども達のいくつかの事例を熱く語り、時には怒鳴り、時には笑わせ、本当にあっという間の午前の部でした。
お寺は今2千人待ちです。にも関わらず、携帯番号、メルアドを会場の全員に教えます。いつでも電話をしておいでということです。ワン切りでも必ずかけ直すからとおっしゃっていました。そして、講演会にはめずらしく、写メも写真もきっとビデオも、撮っていいんです。ご自分の思いをたくさんの人に伝えたいんでしょうね。
お寺で暮らす子たちからは一円ももらいません。お金がない子は誰が救ってやるのかということです。講演料、本の印税と奥様の給料で15人の子供たちを養っているのだそうです。本には、お金に困ったら本堂を売ると書いてありました。
名刺を配ってたくさんの方とお話されていました。
カメラを持って近づくと、肩をぎゅーっと抱きしめてくれました。子どもにもこうなんだろうな。寂しい子ども達、これは嬉しいと思います。
午後の研究討議、他の分科会は午前の講師は参加していないようでしたが、和尚はコーディネーターとして、またしても、会場を走り回っていました。「地域連携」がテーマです。~よその子ではなく、みんなの子どもに~
9月にはまたレビで放映するそうです。気になる方はぜひ見て下さいね。
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二日目は全体会、なんと8000人が全国から集まりました。沖縄からもたくさん来てました。
今度は脳トレの川島隆太教授の講演会でしたが、講演前の挨拶などの長さにテンションは人が多すぎて川島教授は米粒のようでした。
早寝、早起き、朝ごはんが大切ということはもう聞き飽きたと思いますが、朝ごはんはおかずを食べなきゃ意味がないそうです。ごはんだけ、パンだけでは食べてこなかった子と脳の働きが変わらないようです・・・ドキッ我が家はトーストと牛乳とヨーグルトの朝食です。ハムやチーズ、卵は時々・・・やっぱりご飯、味噌汁、納豆がいいそうです。頑張ります
川島教授はお母様が体が弱く、中学から朝食は自分で作り、妹の弁当も作っていたそうです。もし、親が作ってくれなければ自分で作ればいいんですって。
ためになる話いっぱいでしたが、私の脳に納めるには限界か・・・
せっかくいいお話を聞いてきたので、つたない文章ですが報告でした。また思い出したら。