「奴らは二度と治らない。殺し尽くさない限り奴らは増え続ける」
今日のライトノベルはLINE文庫エッジから発売されている「学園都市オブ・ザ・デッド」です。
初版は2019年10月に発行されました。
1巻のみです。
内容としてはゾンビパニックものです。
学園都市で捕食者と呼ばれるゾンビ化現象のパンデミックが発生し、主人公・綾村雄二とヒロインの水瀬四季が学校に取り残された雄二の妹を助けに行きます。
内容が内容だけに全体的に雰囲気は重めで、バイオハザード感ありますね。
ただ、雄二と水瀬の会話でちょいちょい肩の力が抜けるようなやりとりがあり、それがまたいい味出してます。
著者は三河ごーすと氏。
第18回電撃小説大賞で「ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー」という作品で銀賞を受賞されてデビューされた方です。
けっこうシリーズで作品を出されていますが、現在だとGA文庫の「友達の妹が俺にだけウザい」やMF文庫の「自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?」あたりで有名でしょうか。
「友達の妹が~」を読んでいると、「学園都市オブ・ザ・デッド」の割とグロいシーンとのギャップに「こういうのも書ける人なのか!」と思う反面、雄二と水瀬のやりとりで「ああ、三河さんぽいわー」とも思えますね(・ω・)
本作もラストでは妹を無事救い出したわけですが、エピローグの感じから2巻に続くかな、と思ったのですが…
LINEノベル、2020年8月末で終了
昨日挙げた記事でも書きましたが、LINEノベルがサービス終了してしまうので、2巻の構想があったとしても出されることはないという…
ブログ記事
こういう王道的なゾンビパニックものって最近のラノベではあまりないので残念ですね…(´・ω・`)
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