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[薔薇]食生活について語ろう

2021年06月01日 | 美容ダイエット

・🌹薔薇Rose ばら
  バラ科、ヨーロッパを主産地としている。野生バラの花の季節は春、オールドローズの花の季節は春咲きと四季咲き両方、モダンローズはほとんどが四季咲き、バラの原種は春に咲き、品種改良により、ほぼ一年を通し咲くバラが生まれている。四季咲き薔薇は、生育期間中にある一定の気温15度以上で枝先に必ず開花が起こるようにさせた剪定をしてから何日後に開花するかを計算できる特性を持つ品種としている。ばらは基本的には落葉低木植物で、日本の気候では冬になると落葉して休眠し、開花しにくいが、四季咲きばらの場合は、冬の間でも加温により開花を促(うなが)している。主に5月、6月、10月、11月に花の見頃を迎える。

花の女王パラは2万種以上を数えるが、花の形や香りに人気が高い。香りの強い品種はロサ・ガリカ、ロサ・ダマスセナである。ローズ・ド・メは、オールドローズの改良種でダマスセナ系統に分類でき、香りが濃厚。

香料を採るために南アランスやモロッコで主に栽培している。花色はピンクで八重一季咲き。エディブルフラワー(食べられる花)として無農薬有機栽培した花びら、花の蕾を料理の彩りとしてサラダ、ゼリー、ローズティーに用い甘いゴージヤスな香りがある。色の成分はアントシアニン系色素と総称する。バラの砂糖菓子がつくられ飾りにも使う。

花のつぼみより精油し1ccの精油を得るのに2600本物バラが使われるという。香り成分にオイゲノール(スパイシー)、ゲラニオール(甘い香り)、シトラール(レモンの香り)などの数百種にも及ぶ成分を複雑に絡み合って含み清涼飲料、シャーベット、ジャム、リラックス、消臭化粧品、薬品に利用している。中国で産するバラ茶(ローズティー)に抗アレルギー作用が認められる。
            &バラ科Rosaceae ばらか
  APG分類体系Ⅲ(2009年公表)/目・科名一覧. APG(Angiosperm Phylogeny Group)により植物学的に分類すると植物界Plantae、被子植物Angiosperms、真正双子葉類Eudicots、バラ類Rosids、バラ目 Rosales(9科:バラ科、クロウメモドキ科、グミ科、ニレ科、アサ科、くわ科、イラクサ科、バルベヤ科、ディラクマ科)、バラ科 Rosaceae(90属2520種ほど)としている。

形態的特徴による旧分類(新エングラー体系、クロンキスト体系)と分子系統学に基づくAPG植物分類体系とで内容が異なる植物としているものがある。北半球の温帯を中心に、ほぼ世界中に分布し草本・木本の低木から高木まで露地ものの開花期3月~4月、収穫期6月~7月、収穫時期4月~10月と幅広くある。

食用に、杏、枇杷さくらんぼすもも、梨、木苺類(ナワシロイチゴ、カジイチゴ、ベニバナイチゴ、ラズベリー、ブラックベリー)、マルメロ、桃、りんご、アーモンド、飲用とする甜茶などがある。

 

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