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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[強調表示] 食生活について語ろう

2021年02月13日 | 美容ダイエット

・強調表示Highlighting きょうちょうひょうじ
  栄養表示基準Nutrition Labelling Standardsでは、健康増進法で生鮮食品を除く食品および鶏卵への栄養表示を標準化し、欠乏しがちな栄養を補い、過剰になりがちな栄養を抑え、バランスのとれた食生活を支援するための、工業規格として設けています。
表示は、100gまたは100ml、1食分、1包装、その他1単位当りで表示し、含有量の表示は、一定値で記載される場合と、○○~○○gのように上限値及び下限値の幅で記載される場合があります。
栄養表示基準で定められていない成分も、科学的根拠に基づく限り、任意に表示して差し支えありません。
健康増進法施行規則第16条の定める栄養成分として、たんぱく質、脂質、炭水化物の三大栄養素、亜鉛、カリウム、カルシウム、クロム、セレン、鉄、銅、ナトリウム、マグネシウム、マンガン、ヨウ素及びリンのミネラル、
ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK及び葉酸のビタミンの量及びエネルギーのうち、ひとつでも表示しようとする場合は、次の成分等についても義務表示として必ず順序を守り、表示しなければならないと規定しています。
1)エネルギー量,2)たんぱく質量,3)脂質量,4)炭水化物量,5)ナトリウム量以上の後に、任意の栄養成分を記載することができます。
栄養成分として、たんぱく質 、食物繊維、亜鉛、カルシウム、鉄、銅及びマグネシウム、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE及び葉酸について各要件を満たす場合に高い旨等の表示を行ってもよいとしています。
要件を満たさない場合には高い旨等の表示を行ってはいけません。

◇過剰になりがちな栄養成分の脂質、糖質、ナトリウムについては、要件を満たす場合は低い旨等の表示を行ってもよく要件を満たさない場合は低い旨等の表示を行ってはならないとしています。

含まない、又は、0(ゼロ)旨の表示は、誤差範囲を定め食品100g(液体の食品は100mL)当たりの量が、基準未満の成分は、含まない旨を表示してもよいとしました。

エネルギー:0表示5kcal 誤差範囲±20%
たんぱく質:0表示0.5g 誤差範囲±20%
脂質:0表示0.5g 誤差範囲±20%(ドレッシングタイプ調味料のノンオイルドレッシング)について、脂質を含まない旨の表示については、0.5gを3gとしています)
飽和脂肪酸:0表示0.1g 誤差範囲±20%
コレステロール:0表示0.5mg 誤差範囲±20%
炭水化物・糖質・糖類:0表示0.5g 誤差範囲±20%
食物繊維:0表示は特に定められていません。 誤差範囲±20%
カルシウム:0表示は特に定められていません。 誤差範囲+50%,-20%
鉄:0表示は特に定められていません。 誤差範囲+50%,-20%
ナトリウム:0表示5mg 誤差範囲+50%,-20%
ビタミンA:0表示は特に定められていません。 誤差範囲+50%,-20%
ビタミンD:0表示は特に定められていません。 誤差範囲+50%,-20%
ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン:0表示は特に定められていません。 誤差範囲+80%,-20%
ビタミンC:0表示は特に定められていません。 誤差範囲+80%,-20%


◇低い旨の表示は、次の基準値以下であることが必要です。

エネルギー:低い旨の表示は食品100g当たり40kcal(飲用の100mL当たり20kcal) 

脂質:低い旨の表示は食品100g当たり3g(飲用の100mL当たり1.5g)

飽和脂肪酸:低い旨の表示は食品100g当たり1.5g(飲用の100mL当たり0.75g)

コレステロール:低い旨の表示は食品100g当たり20mg(飲用の100mL当たり10mg) 
液体の食品では食品100 mL当たりの飽和脂肪酸の量が0.75g未満であるか、飽和脂肪酸に由来する熱量が総熱量の10%未満であれば、コレステロールを含まない旨を表示してもよいとしています。 
その他の食品り100g当たりの飽和脂肪酸の量が1.5g未満か飽和脂肪酸に由来する熱量が総熱量の10%未満であれば、コレステロールを含まない旨を表示してもよいとしています。 
 

糖質:低い旨の表示は食品100g当たり5g(飲用の100mL当たり2.5g) 

ナトリウム:低い旨の表示は食品100g当たり120mg(飲用の100mL当たり120mg)
食塩換算するとナトリウム120mg=食塩で120×2.54=0.305gとなります。


◇栄養成分を多く含むこと、あるいは含むことを強調して表示する際の基準値は次のように定められています。

高い旨の表示をする場合は、いずれかの基準値以上であることが必要です。含む旨の表示をする場合は、いずれかの基準値以上であることが必要です。

たんぱく質:高い旨の表示は食品100g当たり15g(飲用の100mL当たり7.5g) ,100kcal当たり7.5g 
含む旨の表示は食品100g当たり7.5g(飲用の100mL当たり3.8g),100kcal当たり3.8g 

食物繊維:高い旨の表示は食品100g当たり6g(飲用の100mL当たり3g) ,100kcal当たり3g  
含む旨の表示は食品100g当たり3g(飲用の100mL当たり1.5g),100kcal当たり1.5g 

カルシウム:高い旨の表示は食品100g当たり210mg(飲用の100mL当たり105mg) ,100kcal当たり70mg  
含む旨の表示は食品100g当たり105mg(飲用の100mL当たり53g),100kcal当たり35mg 

マグネシウム:高い旨の表示は食品100g当たり75mg(飲用の100mL当たり38mg) ,100kcal当たり25mg  
含む旨の表示は食品100g当たり38mg(飲用の100mL当たり19mg),100kcal当たり13mg 

鉄:高い旨の表示は食品100g当たり2.25mg(飲用の100mL当たり1.13mg) ,100kcal当たり0.75mg  
含む旨の表示は食品100g当たり1.13mg(飲用の100mL当たり0.56mg),100kcal当たり0.38mg 

銅:高い旨の表示は食品100g当たり0.18mg(飲用の100mL当たり0.09mg) ,100kcal当たり0.06mg  
含む旨の表示は食品100g当たり0.09mg(飲用の100mL当たり0.05mg),100kcal当たり0.03mg 

ビタミンA:高い旨の表示は食品100g当たり135μg(飲用の100mL当たり68μg) ,100kcal当たり45μg 
含む旨の表示は食品100g当たり68μg(飲用の100mL当たり34μg) ,100kcal当たり23μg 

ビタミンD:高い旨の表示は食品100g当たり1.50μg(飲用の100mL当たり0.75μg) ,100kcal当たり0.50μg  
含む旨の表示は食品100g当たり0.75μg(飲用の100mL当たり0.38μg) ,100kcal当たり0.25μg 

ビタミンE:高い旨の表示は食品100g当たり2.4mμg(飲用の100mL当たり1.2mg) ,100kcal当たり0.8mμg  
含む旨の表示は食品100g当たり1.2mg(飲用の100mL当たり0.6mg) ,100kcal当たり0.4mg 

ビタミンB1:高い旨の表示は食品100g当たり0.3mg(飲用の100mL当たり0.15mg) ,100kcal当たり0.1mg  
含む旨の表示は食品100g当たり0.15mg(飲用の100mL当たり0.08mg),100kcal当たり0.05mg 

ビタミンB2:高い旨の表示は食品100g当たり0.33mg(飲用の100mL当たり0.17mg) ,100kcal当たり0.11mg  
含む旨の表示は食品100g当たり0.17mg(飲用の100mL当たり0.08mg),100kcal当たり0.06mg 

ビタミンB6:高い旨の表示は食品100g当たり0.3mg(飲用の100mL当たり0.15mg) ,100kcal当たり0.1mg  
含む旨の表示は食品100g当たり0.15mg(飲用の100mL当たり0.08mg),100kcal当たり0.06mg 

ビタミンB12:高い旨の表示は食品100g当たり0.60μg(飲用の100mL当たり0.30μg) ,100kcal当たり0.20μg  
含む旨の表示は食品100g当たり0.30μg(飲用の100mL当たり0.15μg) ,100kcal当たり0.10μg 

葉酸:高い旨の表示は食品100g当たり60μg(飲用の100mL当たり30μg) ,100kcal当たり20μg  
含む旨の表示は食品100g当たり30μg(飲用の100mL当たり15μg) ,100kcal当たり10μg 

ナイアシン:高い旨の表示は食品100g当たり3.3mg(飲用の100mL当た1.7mg) ,100kcal当たり1.1mg
含む旨の表示は食品100g当たり1.7mg(飲用の100mL当たり0.8mg),100kcal当たり0.6mg  

パントテン酸高い旨の表示は食品100g当たり1.65mg(飲用の100mL当た0.83mg) ,100kcal当たり0.55mg 
含む旨の表示は食品100g当たり0.83mg(飲用の100mL当たり0.41mg),100kcal当たり0.28mg  

ビオチン高い旨の表示は食品100g当たり14μg(飲用の100mL当た6.8μg) ,100kcal当たり4.5μg 
含む旨の表示は食品100g当たり6.8μg(飲用の100mL当たり3.4μg),100kcal当たり2.3μg  

ビタミンC:高い旨の表示は食品100g当たり24mg(飲用の100mL当たり12mg) ,100kcal当たり8mg  
含む旨の表示は食品100g当たり12mg(飲用の100mL当たり6mg),100kcal当たり4mg 


ほんのわずかでもアルコールが含まれている飲料に「ノンアルコール」と表示することは、不当景品類及び不当表示防止法を根拠に、自粛を要望されているようです。


不足がちなミネラル、ビタミン類については、含むゆえの表示、エネルギー、糖質、脂質、コレステロールについては、あまり多く含んでいない、低い、ゼロの強調表示が多く見られています。
食生活では、野菜の摂取に心掛け、菓子類、旨味調味料(味の素・いの一番など)を制限することが求められます。

 

ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。

 

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