最近、軍部上層部の粛清が減ってきている。むしろ、軍部上層部は習近平の打ち出す方針を無視したり、批判したりするような状況になってきている。どうも習近平は「裸の王様」のような状況に置かれつつあるらしい。共産党上層部は習近平の子分のようなメンバーで固めたらしいが、軍部上層部は抑えきれていないらしい。中国の動きについては、いろいろな角度から推測して現状を把握するしかないのだが・・・。
ある情報=「石平著『習近平 失墜!』によると、「やりすぎた粛清で、軍が逆襲。」との副見出しがついている。去年から外務大臣が急に行方不明になり、交代したり、ロケット軍指導者(複数)が粛清されたり・・・。かなりの数の政府上層部の人々や軍関係者の入れ替えがあった。それも理由は「汚職」とのことになっているらしいが、外部への発表あっても真相はわからない。とにかく、政治・軍関係者の粛清がかなりあったことは事実らしい。
軍上層部は「習近平のやり方」に素直にはならず、「逆襲」を始めているらしい。中国の長い長い歴史から想像して、「皇帝になった者」はかならず、満月が欠けるように没落への道を歩むに違いない。習近平は10年を越えて、3期目に突入している。
3期目に突入して、やること、なすことすべてがうまくいっていない。若者たちの失業問題など、ぜんぜんいい方向へ向かおうとしていない。習近平政治の没落がすでに始まっているのかもしれない。トランプの「関税」が、習近平の「中国経済没落」にとどめを刺すことになっていくかも?
中国の今後について、私なりに予測している次第です。