海外駐在からはじまる人生成功物語

28歳の青年が、未開の地インドネシアへ駐在、そして帰国。予定通りの起業、人生成功物語がはじまりました。

のどかな町並みで癒されながら感じた時代の流れ

2005-07-21 01:06:28 | Weblog
本日支店張り付き3日目

昨日は、ソロ近辺のお客様周りを中心に一日が終った。ジャカルタと違って交通渋滞もなく、町は、バイクとべチャと呼ばれる三輪の人力車であふれてかえっている。べチャは三輪車を思い浮かべてもらえるとイメージがつくと思う。あの三輪車に人が座れる籠を前につけた乗り物と想像頂ければと思います。

そして本日は、セントラルジャワを大移動した。
ソロ → クラタン → ジョグジャカルタ → マゲラン → サラティガ → ソロとセントラルジャワを一日かけて一周した感じだ。日本でいうと仙台、盛岡、青森、八戸と周ったというイメージより、例えば青森一県の中の小さな町を周ったという感じ。勿論、移動距離は全く違うと思うが。

ソロを8時半に出てソロに戻ってきたのは夜の8時と推測する。移動距離は、凡そ3,4百Kmだと思います。各地に当社の支店があり前回のブカシ支店張り付き、そして今回のソロ、及びその近辺の移動で、当方の頭の中に凡そ、支店のイメージがインプットされた事が収穫です。最後に行ったサラティガは、非常にのんびりした片田舎で大変気に入ってしまった。

上で夜の8時頃にソロに戻ると推測すると書いたが、それは今車の中でこのブログを書いているからです。現在当地夕方6時30分、ちょうどサラティガを出発しソロに戻っている車の中である。運転をしてくれているエリア長には頭が下がるが、本日の移動中は、後ろの席で主に読書、昼寝をさせて頂いていた。普段は敬意を込めて、当方が助手席に、通訳で連れてきている本社社員は後ろの席という感じでソロ市内を移動しているが、本日は長旅の為、当方が後ろに座らせて頂いた。
非常にのどかな心優しいセントラルジャワの町並み、人々(セントラルジャワの人々は、とても礼儀正しく、物静かで、心優しい人々と言われているがその通りだった)と接しながら、心癒され豊かな気持ちになりながら、持参した「幻想曲」という本に衝撃を受けていた。以前のブログで、何冊か本を購入し、今、次の500年という題の本を読んでいる事を書いたが、当方は常に同時に2,3冊の本を読む癖があり、この幻想曲という本に今はまっている。移動時間のおかげで凡そ5分の4程度まで読み終わったが、本のサブタイトルは、
「孫正義とソフトバンクの過去、今、未来」というもので孫を中心としたソフトバンク、日本におけるIT革命の歴史が書かれている。何に衝撃を受けたかというと当方の知らない所でもの凄い勢いで時代が変わっていたのだという事を痛感したからである。

孫氏が、ナスダックジャパンをベルファーレで立ち上げた2000年当方は、入社1年目、もっとその前、孫氏が次々の大型買収で、世間で注目を集め政財界で頭角を現し始めた時、当方は既に大学生、大学時代部活動に明け暮れ全くと言っていいほど勉強や、情報の収集をしていなかった時に世の中は思いっきり変わっていたのだと言う事を知った。

土地バブルが弾け、政・財界の汚職等日本人全員が信じて疑わなかった共有のコンセンサスがぶち壊され、その後また繰り返されるITバブル。その中でパソコン卸から現在の地位まで上り詰めた孫氏の光と影が鮮明に書かれていた。

激しい衝撃は、今もしかしたら次の波がまた我々の知らない所でがんがん起こっているのではないかと感じた事。詳しい内容は、本を読んでもらえればわかるが、本の中には、当時ニュースの表紙を飾った事件、人物がどんどん登場する。一言で表現するとほんの一握りの人間により、世の中が大きくシフトしていったという事実を知ったのである。

車酔いがし始めたのでもう止めようと思うが、ある一部の人間が今もどこかで時代の流れを造っている、造り創めているかもしれないと、のどかなセントラルジャワを楽しみつつも感じた。準備を継続しなければいけない。行動、より多くの行動、そして更なる行動。

それではまた。

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