育脳に目覚めた絵本おばさんが0~6歳向けの絵本を紹介するブログ

息子(3歳)の育脳目的で「毎日1冊読み聞かせる事」を目標にしていたら絵本選びが面白くなった絵本おばさんです。

【絵本】なにをかこうかな【2歳児向け】

2019-11-14 12:36:33 | 2歳児向け

育脳に興味をお持ちの全国のみなさまこんにちは、絵本おばさんです。


本日ご紹介する絵本はこちら


▲なにをかこうかな
マーグレット&H・A・レイ/作
中川 健蔵/訳
文化出版局


<絵本おばさんの感想>
うさぎのビリーが絵を描き始めました。
そこへ動物たちが次々とやってきて、自分の特徴を書き加えてしまいます。
なんだかとってもヘンテコな絵になってしまい悲しくなったビリー。
みんな自分の絵を描きたかったんだね。
一緒に描こう!
ひとまねこざるを描いたハンス・アウグスト・レイとマーグレット・レイ夫婦による絵本です。

2歳からおすすめです。
動物たちが書き足す部分を体で表現しながら読み聞かせると喜びます。

文字のフォントが大きく、内容も難しくないので
4歳では一人で読む練習本として活用できる絵本です。

【絵本】ねんねだよ、ちびかいじゅう【2歳児向け】

2019-11-12 23:12:32 | 2歳児向け


育脳に興味をお持ちの全国のみなさまこんにちは、絵本おばさんです。

皆さんは何時に寝かしつけていますか?
絵本おばさんは、8時半には寝室に行くように目標を立てていますが、いつも慌ただしいです。
アメリカンスクールから帰ってくる時間が6時半過ぎ、それから夕食とお風呂を済ませるとあっという間に時間が過ぎます。
本当は時間をかけて食事やお風呂を楽しみたいのに、「もうこんな時間!」と急き立てるようにやることを済ませ寝室へ向かいます。
それから1冊絵本を読んで明かりを消します。

今日ご紹介する絵本は「あー。そうそう。」と共感できる絵本です。

本日ご紹介する絵本はこちら


▲ねんねだよ、ちびかいじゅう!
マリオ・ラモ/絵・文
原 光枝/訳
平凡社


<絵本おばさんの感想>
寝る時間になっても、何かと理由をつけてなかなか寝ない坊や。
まるで、ちびかいじゅうのよう。
よけいな事ばかりして困らせます。
歯磨きをしなかったり、絵本を読んでとせがんだり、
ベッドで飛び跳ねたり、のどが渇いたと言い出したり。

子供って万国共通、みんなこんな感じなのかと苦笑いです。

物語の途中で「かいじゅうたちのいるところ」のフレーズがでてくるシーンはまるで現実の我が家のようで、絵本である事を一瞬忘れてしまいます。

物語の主人公がなぜ父親なのか。その理由が最後のページに描かれています。

2歳からおすすめです。

「まるで自分が主人公の絵本のようだね。」と言って読み聞かせをしました。
「ちびかいじゅうの気持ちや、考えていることがあなたにもわかる?」
と、くすくす笑いながらページをめくりました。


【絵本】ベアトリスのすてきな え【2歳児向け】

2019-11-07 23:42:50 | 2歳児向け

育脳に興味をお持ちの全国のみなさまこんにちは、絵本おばさんです。

息子の通う幼稚園には常時壁面に子供たちの描いた絵が飾られています。
親がそれを見る機会は参観日くらいで、学期が終了しスケッチブックを持ち帰るその日まで子供がどんな絵を描いているか知りません。

先日、保育参観日があり息子の絵を見る機会がありました。
タイトルは「波」。
黒いクレヨンで波線が書いてあり
途中に黄色いクレヨンで丸のようなものが描いてありました。
なぜ、青いクレヨンで書かなかったのか
黄色は何を意味しているのか

見た瞬間恥ずかしさを覚えました。

息子に聞いてみると、夜の海と月を描いたそうです。
父親と釣りに行った時に見た光景だそうです。

「なかなかやるじゃないと」と息子の感性に驚きを覚え、自分を恥じた出来事でした。

本日ご紹介する絵本はこちら


▲ベアトリスのすてきな え
エバ・モンタナリ/作・絵
岡本 一郎/文
学研ワールドえほん


<絵本おばさんの感想>
絵を描くことが大好きなベアトリスは絵の展覧会に出展する絵をかいていました。
心のおもむくままに描いた絵はどれも自信がありました。
しかし、審査員に評価してもらえません。
傷ついたベアトリスは絵を描くことが嫌いになってしまいます。
でも、動物たちに励まされて絵を描く事の喜びを再び思い出します。
「描きたいものを描きたいときに自由に描いていいんだ!」
ベアトリスが楽しそうに絵を描いている情景が伝わってくる絵本です。

2歳からおすすめです。

年齢があがるにつれて純粋に絵を描くことが楽しめなくなるように思います。
色、カタチを正しく描くことを求められます。
思ったままを表現することは間違いではないということを息子に伝え続けたいと思います。


【絵本】にじ【4歳児向け】

2019-10-29 19:54:38 | 4歳児向け
育脳に興味をお持ちの全国のみなさまこんにちは、絵本おばさんです。

息子の通うインターナショナルスクールでハロウィーンパーティーがありました。
思い思いに仮装した子供たちが街を練り歩き
いくつかの場所で待機している親がお菓子を配るというイベントです。
子供達は衣装に身をつつみ楽しそうに行進していました。
が、息子はなぜか衣装を身に着けておらず
T-シャツにズボンといういつもと同じ格好で行進していました。
去年と同じ衣装を着せて、成長を実感する写真を撮りたかったのですが
できませんでした。
なぜ着ないかと問いただすと
「暑いから」と息子。
確かに。
土曜日の最高気温は25度と少し汗ばむ陽気でした。
それはそうだけど、少しは着てよ。
特別なイベント写真も息子の場合は日常の一枚となり、特別感ゼロ。
むしろ違和感がありました。
「男の子って・・・」と苦笑いのハロウィーンパーティーになりました。

本日ご紹介する絵本はこちら


▲にじ
ジークフリード・ピー・ルプレヒト/作
ヨゼフ・ウィルコン/絵
いずみちほこ/訳
セーラー出版


<絵本おばさんの感想>
クマとオオカミの国が隣り合い、仲良く暮らしていた頃のお話です。
ある夏の日、雨上がりに虹がかかりました。
クマもオオカミも虹を見たのは初めてです。
しかし、あっという間に虹は消えてしまいました。
必死に探すクマとオオカミたち。けれど見つかりません。
次第に互いを疑い始め虹を盗んだ犯人を捜し始めます。
とうとう戦争が始まるというその時、年寄りのクマが戦争を止めるように話し合いをします。
「今まで楽しく、仲良くやってきた事を忘れてしまったのか」と。
何が大切かに気付き再び仲良く暮らし始める。
というお話です。

4歳からおすすめです。
3歳8ケ月の息子に読んで聞かせましたが、物語に込められたメッセージを受け取る事は少し難しいように感じました。

【絵本】なみだ【3歳児向け】

2019-10-23 23:55:40 | 0歳児向け

育脳に興味をお持ちの全国のみなさまこんにちは、絵本おばさんです。

10月23日は「化学の日」です。
2013年に化学4団体(日本化学会、化学工学会、新化学技術推進協会、日本化学工業協会)が制定しました。
ノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏は一冊の本との出会いから研究者の道へ進んだと新聞記事で読みました。
本が人に与える影響力を改めて感じた記事でした。
みなさんは人生に影響を与えた一冊がありますか?

本日ご紹介する絵本はこちら


▲なみだ
垂石 眞子/作
福音館書店


<絵本おばさんの感想>
なみだの役目はなんだろう?
目をよく観察してみよう。
動物たちの目は僕たちとおなじかな?
なみだと心はつながっているんだよ。
気づきを与えてくれるかがくのともの絵本です。

3歳からおすすめです。