兄媛 

昔、呉の国から四人のはた織りめが渡来し、
裁縫、染めの技術も伝えたといわれています。

何度でも。

2010年05月28日 | 日記
下駄の鼻緒 昨日、夕方から下駄の鼻緒のすげかえに行ってきました。

デパートの催事で杵築市(大分県)の方から職人さんが来てあった。

よく時代劇の中で若い娘が鼻緒を切らし、
通りがかった若者が手ぬぐいなどで直して上げて
恋が芽ばえるなんてありますが、
職人さんの手際の良さに感動。

私の前にちょっとご年配のご婦人が
「母の形見です」と二足持ってきてありました。
もともとの品物もよろしい様で
とても綺麗になっていました。

鼻緒の布地は化繊、木綿、紬、値段によっていろいろでしたが、
端切れを上手に使ってあります。
鼻緒の中身もウレタン、綿、真綿など
これも値段によって色々です。

土台の下駄や草履を大事に使えば何度でも履けるエコな履き物ですね。
う~ん、でも流石にこれで会社には行けません。

足に合わせてもらうため
足袋を持参して履いたままでいると

ご婦人が
「いつも足袋をおはきになってあるの?
やはりスーツには靴下の方がよろしいようよ。」

「ゲゲゲの女房みたいですかね、アハハハっ。」