兄媛 

昔、呉の国から四人のはた織りめが渡来し、
裁縫、染めの技術も伝えたといわれています。

太子とかえる。

2010年05月23日 | 日記

どこからか蛙の鳴き声が・・・。


昨日の夕方から強い雨が降ったり止んだりしています。



どこからか蛙の鳴き声がきこえてきますが姿が見えません。



博多ではがま蛙のことを「わくろう」といいます。



わくろうをいじめるとオオゴトになります。
博多カルタの“わ”の札にもこう詠われています。

「わくろうのいじめたらいぼのでる」



二年前のちょうど今頃、「平成の玉虫厨子」を観に法隆寺に行きました。



ガイドさんが話してくれた、蛙のお話。



聖徳太子(うまやど皇子)が小さい頃、一生懸命勉強していると
傍らで蛙が鳴き出しました。

「うるさいぞ」と皇子が言われたかどうかわかりませんが
筆で蛙の片目をチョンとつついたそうです。

神童と謳われた皇子も普通の男の児の面もあったみたいです。



でも、皇子もできたのだろうか・・・。





太子広東という絹の絣の裂があります。
法隆寺伝来で法要をする時に用いられた旗の一部です。

赤地太子広東 東京国立博物館蔵 太子間道(たいしかんとう)
 参考  http://www17.ocn.ne.jp/~verdure/kireji/ta.html  
平成の玉虫厨子(平成版) 茶の湯美術館所蔵
 http://www.nakada-net.jp/chanoyu/tamamushi_zushi.htm