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[公演レビュー]恋愛に埋もれてしまった『ロックの黄金時代』
東亜日報 原文 記事配信 2010-09-28 03:23
ロックミュージカル『ロックオブエイジ』
最初の曲で、1980年代の有名なロックグループ、
クワイエットライオットの
『カムオンフィールザノイズ』が
どっしりとしたドラムの音と一緒に起動される時には
お正月だ。
"音〜あげて〜 "というロニー(ギムジェマン)のチュイムセに
観衆も起きて歓呼した。
序盤から盛り上がった会場は、
まるでロックコンサート会場のようだった。
しかし、ミュージカル『ロックオブエイジ』 (演出ワンヨンボム)は、
『楽しいロックミュージカル'と呼ぶに不足していた。
ボンアンゴクはぎこちないし、
すっきりと張り上げる発声をみるにも大変だった。
特別な逆転のない明らかなストーリーの随所に出てくる
愛想笑いの要素まで。
『ロックの黄金時代』を再現しようとした舞台は、
後ろに行くほど力が抜けた。
2006年に米国ブロードウェイで初めて公演されたし、
今回が国内チョヨンインこの作品は、
1980年代のアメリカロサンゼルスの一ロククルロプイ背景。
海外の不動産業者が、クラブを含む都市一帯を再開発しようとすると、
住民らが反対し、対立を仕込むのが主なストーリーだ。
しかし、無茶にも、
主人公のロッカー志望のドリュー(アンジェウク)と
俳優志望のシェリー(サンデー)は、
この劇の重要な葛藤から脱している。
偶然に出会い、一目惚れ切ない恋人になった二人は
終始一貫して恋愛に没頭する。
ピケットと断食デモに出て終りで、
和解をもたらすのは、助演たちの役割だ。
翻案しながら、コメディーの要素を過度に配置したのも
あちこちで劇の流れを壊した。
ほぼ30秒に1回笑わせるために、
デニス(キムジンス)がげっぷをするか、
シェリーがパンツを見せたり、
脇役たちがコミカルなバルレボク、
エアロビクスの服を着て出てくるのはうんざりささえ聞いた。
グループヒョンソブが演奏ロクウムアクウン無難だが、
ステイシー(シンソンウ)を除く他の俳優たちは
ロックを消化するのには力不足だった。
80年代ロックの復活。
しかし、みすぼらしい復活だった。
ファンインチャン記者hic@donga.com
*あれれ~~~?
結構辛口な批評で・・・。
実際見ていないので、わかりませんが
「JACK THE~」の批評では
こんなの見なかったなあ。
確かにストーリーだけみれば、
いつか、どこかで、みたようなお話
という気もします。
(重厚な?)チェコ・ミュージカルとの違い・・・
まあ、題材が全然違うんですから
比べるのも、おかしいですね・・・。