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乳がん発覚から乳房再建までの奮闘記

乳房手術に先立ち舌の手術

2019-08-19 22:11:00 | 親知らず 口腔外科
2019年7月乳がんの宣告を受け、8月乳がん専門医を受診し、9月初めに全摘手術を受けることになった。

実は昨年末、舌にしこりができ、しょっちゅう噛んでしまうようになったので、友達の口腔外科医に見てもらった。一緒に行ったライブ会場で、舌の写メを撮って。そのときのお見立ては、位置も見た目も癌ではなく良性だから急がなくてもいいが、取った方がいい。とのこと。ちなみに舌癌は舌の端っこにできることが多いのだそう。私のはど真ん中にある。

その後も噛んで流血し、痛いのを繰り返しながらも、先延ばしにしてきた。口腔外科医に乳がんになったと相談すると、乳がんの手術したら体力落ちるし、もし抗がん剤や放射線治療も必要になれば、さらに免疫力が低下する。その前に取っちゃった方がいいとの判断で今日行ってきた。

大学病院の口腔外科。だだっ広いフロアに仕切りもなく所狭しと無数の歯医者さんの椅子が並んでいる。初めて見る光景。奥に事務机があり、そこで問診、舌の様子も診てもらう。その奥の個室で手術。手術室というような感じではなく、小さな部屋に歯医者さんの椅子が置いてあるって感じ。舌の腫瘍は今日取れる。その他に親知らずが歯茎の中で大臼歯に向かって生えている。下の二本とも。これは後日、日程的に乳がんの手術前には無理なのでその後、抜くことになった。

先生と助手がひとり。部分麻酔をかけて、腫瘍を取り除き、10針ほど縫って終了。時間は30分くらいだったかな。腫瘍は舌のど真ん中にできているから、取っちゃったら穴が開いちゃうんじゃないの?と思ったけど、意外と舌には厚みがあり、そんなことはなかった。

麻酔が切れると痛くなるからと、痛み止めと消毒のうがい薬を処方してもらった。痛み止めはすぐに飲んだ方がいいとのこと。病院の前の薬局で薬をもらい、そこで飲んで、帰路に。

そのまま、午後は仕事に行こうと思ってたけど、電車に乗った頃には腫れてきたので、仕事はやめて帰宅。しばらくは豆腐とか柔らかいものを食べるように言われたので、豆腐とパック入りのポタージュスープやヨーグルトなどを購入。家に着いた頃には舌はぶっとい明太子のように分厚く腫れ上がっていた。確かに固形物は食べられなさそうだ。冷たいスープが心地よい。

夜になると舌は口の中にいっぱいに腫れ上がってきた。そんな話は聞いてなかったので、先生にメールで相談。写メを送ると、想定内、そのうち腫れは引くから大丈夫とのこと。それならそうと先に言っておいてよ〜。

ここまで腫れてるから本当はすごく痛いんだろうけど痛み止めのおかげでさほど痛くはない。