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インビクタス/負けざる者たち

2010年02月09日 00時00分02秒 | 日々つれずれ

インビクタス/負けざる者たち

2010年 2月 7日(日)
クリント・イーストウッド監督、モーガン・フリーマン、マット・ディモン

アパルトヘイトをやめた南アフリカの大統領ネルソン・マンデラ氏の実話。
しかし・・・クリント・イーストウッド監督は実に社会派。
私は俳優時代よりも監督になってからのほうが好きかも。

南アフリカでは長い間、白人のほうが人数が少ないのに
アパルトヘイトという名の人種差別が堂々と行われていた。
私も学生時代、社会の授業で南アフリカでは黒人が泳ぐ海岸と
白人が泳ぐ海岸は違うんだと習った。
道路を隔てて整備されたグラウンドでラグビーの練習をする白人選手たち。
かたや石ころだらけの空き地でサッカーに興じる黒人の子供たち。
そこから物語は始まっていく。

もともとネルソン・マンデラ氏は大学の法学部を卒業した弁護士
若い頃から反アパルトヘイト運動をしていて
反逆罪として27年もの間、独房で過ごした。
しかし、その独房での生活で得た物が南アフリカをアパルトヘイトを
撤廃する方向へと南アフリカを導き、1994年に初の黒人大統領として
就任した。

時代背景が1995年だからそう昔の話ではない。
就任後に南アフリカで開催されたラグビーのワールドカップで
弱小といわれながらも優勝に導いたマンデラ大統領と白人キャプテンとの絆を
通してストーリーは展開していく。
マンデラ氏の言葉は重いし、深いし、愛にあふれている。
家族は家を追い出されて白人を憎んでいた。
でも、南アフリカで差別をなくして白人とうまくやっていくには
まず許すことから始めなければならないと諭す。
これは・・・人種差別に限らず、現代の何に対しても言えること。
人ばかりを責めてはいけない。
このあたりの捉え方がクリント・イーストウッドらしいところだろう。
ラグビーで世界一に輝いた瞬間、小さくガッツした私がいた(笑)
ラグビーは日本ではあまりメジャーではないよね
花園は有名だけど、野球のようにTVで放送されるわけじゃなく。

実際のマンデラ氏とマンデラ役のモーガン・フリーマンとよく似てるんよ。
お互いがお互いを希望したみたいだけど、実にぴったり。
この映画が本当に良かったからこそ、前に見逃した映画

マンデラの名もなき看守

が見たくなった。

マンデラ氏は5年間、大統領職に付いた後、政治家を引退。
現在は90歳を超えてなお、ユネスコ親善大使に就任している。

この映画は本当にためになる映画。。
是非お勧めいたします。

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