フィガロの昼寝

クラシック音楽、カメラ、携帯電話、鉄道等について徒然なるままに綴っていくブログ

メタモルフォーゼな週末 その3

2011年05月31日 20時01分21秒 | 日記
『メタモルフォーゼな週末 その2』と同じ日・場所に、ローラースケート履いてる女性アイドルグループが・・・・



どうやらLupinusというアイドルグループのようです。

※画像はdocomo N-03Cで撮影しました。


メタモルフォーゼな週末 その2

2011年05月30日 23時32分59秒 | 日記
5/28の事ですが、NHKの前にこんなのが・・・・


東日本大震災で脚光を浴びた陸上自衛隊の車両です。
カッコイイですね~

そう言えば、終戦までは、このあたり一体は代々木練兵場だった訳ですから、あながち不自然な光景ではないのかな?

因みに、自衛隊車両が止まっている場所から数十メートルのところにNHKホールがあります。

天気が悪く露出がないシーンでは、携帯電話のカメラでの撮影はかなり厳しいですね。

※画像はdocomo N-03Cで撮影しました。

メタモルフォーゼな週末 その1

2011年05月29日 23時59分05秒 | クラシック音楽
ご無沙汰しておりますm(__)m

最近、ブログをサボっておりました。
一部では、東京電力に拉致られたのではないかと思われているようですが・・・・
東京電力に拉致られる事もなく至って元気ですが、少々、バテ気味です。

今回の記事タイトルは、「メタモルフォーゼな週末」です。
決して「メタボリックな週末」ではありません。念のため(^^)

「メタモルフォーゼ」はドイツ語の「Metamorphose」で、日本語では「変容」と訳されています。

ところで・・・・
今年は、梅雨入りが早いですね~
大震災、原発事故、季節外れの台風、早い梅雨入り等々で日本が「メタモルフォーゼ」してしまうのではないか・・・・
そんな中、気分を変えるためにも、5/28はNHK交響楽団の定期公演聴いてきました♪



・R. シュトラウス 『メタモルフォーゼン』(変容)
・ブラームス 交響曲 第4番
指揮:ウラディーミル・アシュケナージ
NHK交響楽団

アシュケナージと言えばピアニストとして有名ですが、最近は、指揮活動にも力を入れていますね。
出来れば、モーツァルトのピアノ・コンチェルトなんかを弾き振りして欲しいところですが・・・・

R. シュトラウスの『メタモルフォーゼン』は、生演奏を初めて聴きました(「メタモルフォーゼ」の複数形が「メタモルフォーゼン」です)。
弦楽器だけの室内楽のような編成でした(副題の通り23の独奏弦楽器でした)。
間仕切りのような音響板を立てて演奏していましが、曲の効果もあり、音が小さいながらも背筋がゾッとするような演奏でした。

ブラームス 交響曲 第4番の演奏は、贅肉を削ぎ落したような演奏でしたが、悪く言えば、サッパリとした薄味のような感じです。
ホールがデットなので、余計、そう聞こえてしまったのかも知れません。

マルヤ中浦和店閉店

2011年05月08日 23時50分00秒 | 日記







2008年10月末に閉店し2009年3月下旬に奇跡の復活(?)を遂げたマルヤ中浦和店が、本日19時を以て閉店となってしまいました。
自宅から最も近いスーパーだったので、結構、利用していたのですが・・・・

東日本大震災の時は、近くの業務スーパー、西友、ウェルシアが臨時休業していたので大繁盛していました。
また、普段から野菜、卵、弁当等が安かったので、結構、重宝していました。
特に、モヤシが地域最安値でした。

あまりにも安いので、夕方行くと売り切れている事が多かったです。
その反面、刺身類がイマイチでしたが・・・・
納豆も安かったですが、地域最安値は業務スーパーの3パック39円です。
マルヤの納豆は、業務スーパーの次に安かったです。



最終日は殆ど商品ありませんでした。


※画像は、全て、docomo N03Cで撮影しました。








お詫び---武士道精神と騎士道精,etc,etc---

2011年05月05日 23時54分18秒 | 日記
コメントを沢山いただいておりますが、返信コメントが遅くなっています。
申し訳ございませんm(__)m

今、興味を持っているのは、「武士道精神と騎士道精神」です。
今回の大震災で、礼節、自己犠牲、ナショナリズム、アイデンティティ等々、色々と考えていましたが、それと同時に以前から「武士道精神と騎士道精神」について考察しています。
「武士道精神と騎士道精神」を分析するに価値観や倫理、コミュニティーについても色々と思うものがあります。
浅学菲才な私に、これらの事をどこまで考察できるか覚束ないですが、少しずつでも、解決していきたいと思っています。

憲法記念日に---大阪府警東署の警部補高橋和也被告の判決は軽すぎる---

2011年05月03日 21時50分25秒 | 時事問題
今日は憲法記念日なので、憲法記念日にちなんだ記事でも・・・・


『暴言警部補に求刑超す判決「大阪府警の体制も問題」罰金30万円』

-----------ここから引用-----------

任意の取り調べで暴言を吐いたとして、脅迫罪に問われた大阪府警の警部補、高橋和也被告(35)の判決が28日、大阪地裁であり、岩倉広修裁判長は「被害者を犯人と決めつけ、繰り返し怒号した。警察官としてあってはならない」と述べ、検察側の求刑(罰金20万円)を10万円上回る罰金30万円を言い渡した。

 岩倉裁判長は「取り調べの教育が周知・徹底されていない。警察内部の体制が事件を誘発した一因だ」とも述べ、府警を厳しく批判した。

 判決は「被害者に与えた精神的苦痛は大きく、刑事責任は軽視できない。懲役刑の選択も考えられる事案だ」と指摘。一方で「衝動的な犯行で計画性はない。これまでの仕事ぶりも評価されていた」などと情状を酌量して罰金刑にとどめた。

 岩倉裁判長は判決後の説諭でも「府警には抜本的な体制改革を求め、違法な取り調べが起きないよう真摯(しんし)に取り組んでほしい」と述べた。

 判決によると、高橋被告は昨年9月3日、財布を着服したとする遺失物横領容疑で会社員、岡本和真被告(35)=窃盗、強要未遂の罪で起訴=を任意で聴取した際、「殴るぞお前」などと脅迫した。

 高橋和也被告のコメント「判決結果を厳粛に受け止めております。改めて判決文をよく読み、しっかり心に刻み込みます。申し訳ございませんでした」

-----------ここまで引用-----------

結論から言いますと、軽すぎる判決です。
でも、検察の求刑よりも重い判決を下した事は評価します。

まずはこれを聞いてみてください。
↓↓↓
『大阪府警東署の高橋和也警部補』
これはヤクザの拷問ではなく、現職の警部補の任意(ここが大事!!)取調べです。

日本国憲法には第38条1項で「何人も、自己に不利益な供述を強要されない。」、同2項で「強制、拷問若しくは脅迫による自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。」と規定しています。
このYouTube動画(実際は音声のみ)を聞いていると現職警部補による明らかな憲法違反行為です。

このような言動で「自己に不利益な供述を強要」されると、刑事司法システムを根底から崩壊させてしまいます。
日本において冤罪が後を絶たないのは、このような前近代的取調べが日常的に行われているからです。

今、「取調べの可視化」が叫ばれていますが、捜査機関から強い反発があります。反発の本当の理由は、このような「強制、拷問若しくは脅迫による」取調べができなくなってしまうからだと思います。

この事件、警察では犯罪ではないとの判断から高橋和也は逮捕もされず、書類送検もされませんでしたが、被害者から特別公務員暴行陵虐容疑などで告訴されました。大阪地検→大阪区検が昨年末、脅迫罪で略式起訴したところ、大阪簡裁は略式命令を不相当と判断し審理を地裁に移す異例の経過をたどっていました。
要は、警察の仲間である検察が仲間に非常に甘い手続きをしようとしたところ、裁判所に「ノー」と言われたって事です。略式起訴したのは、積極的に証拠捏造をしてしまう大阪地検(略式起訴だから大阪区検に移送)です。大阪地検ってのは、無実の一般市民には証拠を捏造してまで逮捕・起訴してしまう位厳しく、警察には非常に甘い組織であるって事はよくわかりますね。

また、この事件、大阪地裁に特別公務員暴行陵虐罪で付審判請求されていました。
大阪地裁は、「脅迫の域を超え、特別公務員暴行陵虐罪の疑いが認められる」と指摘しつつも二重起訴にあたるとして棄却する決定をしました(警部補暴言「脅迫超える」 大阪地裁、付審判請求は棄却)。
同裁判所は一方で「検察官の判断の誤りを被告に転嫁し二重起訴を招くのは許されない。脅迫罪が変更される可能性もある」と判断していますが、結局、検察は特別公務員暴行陵虐罪の疑いのある粗暴・不良警官をかばうために重大な責務を放棄し特別公務員暴行陵虐罪に訴因変更しませんでした。
このような場合、裁判所による訴因変更命令もありだと思いますが、岩倉広修裁判長はそれもしませんでした。これも裁判官の責務放棄と断定してよいと思います。
その結果、罰金30万円という非常に軽い判決が下されてしまいました。「被害者に与えた精神的苦痛は大きく、刑事責任は軽視できない。懲役刑の選択も考えられる事案だ」と言うなら、懲役2年が妥当な判決だと思います。
この判決に対し、「罰金で終わるんだ、職を失うことはない、そう思ったときに今回の判断が違法捜査を追認・助長しないか危惧している」(被害者岡本氏の代理弁護士 壇俊光弁護士)と言っていますが、その通りだと思います。

前科者の高橋和也被告は、現在、堂々と大阪府警東署に勤務していますが、こんな警察官を懲戒免職できない大阪県警、いや日本の警察を信頼していいのでしょうか?
特別公務員暴行陵虐罪で起訴する事ができるのに、あえて軽い脅迫罪で起訴した大阪地検、いや日本の検察を信頼していいのでしょうか?
捜査機関に軽い判決する大阪地裁、いや日本の裁判所を信頼していいのでしょうか?

日本国憲法を軽んじる警察、検察、裁判所に疑問と危機感を感じる憲法記念日でした。

地震!!---熊取6人組---

2011年05月02日 01時57分43秒 | 東日本大震災
日本史をしっかり勉強した人なら覚えているかと思いますが、今から80年近く前に「滝川事件」と言うのがありました。
滝川事件は、1932年10月に中央大学で行った講演「『復活』を通して見たるトルストイの刑法観」に単を発し、自らの著書『刑法講義』『刑法読本』の内乱罪、姦通罪(戦後廃止)の解釈が問題視され、最後には、京都大学を追われる事になってしまいました(滝川教授に罷免を要求したのは、前総理大臣鳩山由紀夫の祖父である鳩山一郎文相です)。
大学生時代、刑法には興味あったので、大学図書館で滝川幸辰教授の『刑法講義』を読んでみましたが、同時代に東大教授だった牧野英一教授の刑法と比較して、かなり自由主義的な刑法論を展開していました。
私が大学生だった頃、京大には佐藤幸治という憲法学者がいまして、東大の憲法学者だった芦部信喜教授の著作と対比して読んでいましたが、京都学派ってのは、滝川幸辰教授も含めて、しっかりとした歴史観を持ったリベラルな思想が背景にあるのかな?、なんて思ったりしていました。

普段はバカ丸出しな私が、何故、こんな事書いたかと言うと下記記事を読んだからです。
『迫害され続けた京都大学の原発研究者(熊取6人組)たち 危険性を訴えたら、監視・尾行された』
原発事故以来、テレビによく出演するようになった小出裕章京大助教授の事が気になり、色々調べていて、たまたま目にした記事です。
小出裕章京大助教授達の反原発派を熊取6人組と言うそうですが、京都大学ってのは、原子力研究に関しては多数派を占める原発推進派だけじゃなくて少数派である反原発派もいる事にビックリしました。こんなところにも、自由主義的な京都学派を連想しました。
東大には、原発推進派しかいないそうですが・・・・
原発事故以前、我々が反原発派の意見を殆ど(と言うより全く)耳にしなかったのは、彼等が日本では虐げられていたからだって事を、この記事で初めて知りました。
この記事を読むと官僚、電力会社がこぞって原発推進派の御用学者を盛り立て、反原発派の学者を虐げてきたがよくわかります。
熊取6人組なんかは、現代版「滝川事件」なんじゃないかと思いますが、弊ブログ読者の皆様、いかがでしょうか?