フィガロの昼寝

クラシック音楽、カメラ、携帯電話、鉄道等について徒然なるままに綴っていくブログ

仙台フィル in 大宮ソニックシティ

2011年06月27日 18時13分43秒 | クラシック音楽
ちょっと遅い記事ですが・・・・

6/19(日)、『東日本大震災復興応援 つながれ心!!つながれ力!! 仙台フィルハーモニー管弦楽団 復興チャリティー・コンサート』聴きに行ってきました。
仙台フィルは震災と津波で、拠点としているコンサートホール仙台市青年文化センターのほか、東北各地のホールが損壊し、活動の殆どが中止に追い込まれる等、大打撃を受けました。
尚、このコンサートのチケット代は、全額、被災者への義援金と仙台フィルえの支援金に充てられるとの事。

また、コンサート終了後は、ロビーで募金活動もしていました。



前置きはこの位にして・・・・

シベリウス 交響詩『フィンランディア』
ショパン ピアノ協奏曲第1番
ドヴォルザーク 交響曲第8番

アンコール
エルガー 『エニグマ変奏曲』より『ニムロッド』

指揮:山下一史
Pf:小山実稚恵

仙台フィルの演奏は初めて聴きました。
チケット発売からコンサート当日まで1ヶ月もなかったのでチケットの売れ行きはどうなのかなぁ、なんて心配していましたが、コンサートホールはほぼ満席でした。
日本フィルのメンバーが10名友情出演していました。

アンコール曲以外の3曲のセレクトが興味いです。
3曲の共通テーマは、「祖国愛(または愛国心)」ではないでしょうか?
シベリウスの『フィンランディア』は、フィンランドはロシア帝国の圧政に苦しめられていた時代に作曲され、フィンランドへの愛国心を沸き起こすとしてロシア帝国がこの曲を演奏禁止処分にした位、愛国心に満ちた曲です。
ショパンの『ピアノ協奏曲第1番』は、ワルシャワでの告別演奏会においてショパン自身のピアノ独奏により初演され、ワルシャワを去った彼はロシア帝国に蹂躙されている祖国を思いつつも、一度も祖国に帰る事なくパリで終焉を迎えました。
ドヴォルザークの『交響曲第8番』は、のどかで明るい田園風景的な土俗さがボヘミアの田舎の風景を想起させ、祖国に対する思いが強く感じられます。

思うに、東日本大震災も日本人の多くが「祖国」に対する思いを強くしたのではないでしょうか?
コンサート終了後、そんな思いでコンサートホールを後にしました。


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2 コメント

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こんばんわ。 (Sid)
2011-06-27 21:14:38
住まいは、川口です☆何分、足が無いのとお酒呑むので…。笑
富士丸の脂が良いツマミです。板橋の火山てメニューが気になります…。笑
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Unknown (バルナック)
2011-07-06 03:26:16
>Sidさん
お住まいは川口との事ですので、同じ埼玉県民ですね(^^)

お酒を召し上がるとしますと、例え足があったとしても車での富士丸訪問は無理ですよね。

2年位板橋行っていないのですが、火山なんてメニューがあるんですねぇ。
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