世界自然遺産登録地
太平洋に浮かぶ楽園
はじめての小笠原諸島(父島・母島)7日間
第3日目 5月15日(木)寝たり起きたりの連続で、起床が何時かはっきりわからない目覚めだ。
途中、大島、三宅島、御蔵島、八丈島、鳥島の沖合を25時間30分かけて通過し、午前11時30分、父島二見港に入港。東京から約1000キロの太平洋に浮かぶ小笠原諸島では一番大きな島だ。面積:23.80平方km、周囲:52km、人口2000人余。下船すると3泊し、4日後の5月18日、父島発おがさわら丸に乗船するしか内地へは帰れない。折り返し便がないからで、船も、船員も船内で働く乗組員も同様だ。到着後、寿司屋 丸丈で昼食。島の魚“サワラ”を醤油や酒に漬け込んだ、いわゆる“漬け”、島寿司の握りで、さびはワサビではなく、洋からしを使っている。初めての料理で、亀の卵を醤油味で煮た一品には抵抗があったが、思い切って飲み込むように食べてみた。
食後、遊覧海底探勝船”ピンクドルフィン号“で南国の宝島と言われる「南島」へ。この島へは認定されたガイドの同行が必要で11月~2月と年末、年始は立入りが禁止されている。上陸前に船上で靴底を入念に洗って下船。石灰岩でできた荒削りの岩肌をよじ登り、決められたルートを飛び石伝いに辿りついたサメ池や扇池の海の色には大感激。産卵にやってきたアオウミガメの足跡、ヒロベソカタマイマイの半化石群。周囲のトロピカルな海の色、海岸に広がる白沙・・・どんどんと脳裏に焼き付く。この島こそ日本では“最後の楽園”だと思うし、この自然遺産を何としても残して欲しい。
父島へもどり、3泊お世話になる“クレセント”で京子奥様の手心、真心のこもった夕食を頂戴した後、商工観光会館“B―しっぷ”で「南洋踊り」を鑑賞し、ツアーメンバー全員がその輪に入って踊り、恋人に語りかける歌「レモン林」を合唱。
2等船室内 船尾の潮路 二見港入港のおがさわら丸
父島メーンストリート 同左 同公園
南島へと
南島 扇池 マイマイの半化石 同左
二見港 丸山灯台 座礁沈没船”濱江丸” 同左のエンジン部分
ピンクドルフィン号 南洋踊り 世界自然遺産登録認定書
おがさわら丸全景 同船首 お世話になったクレセントから
二見港方向を望む
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