平成22年6月08日(火)~09日(水)
温泉旅館 銀婚湯(Ⅱ) 日本秘湯を守会会員
宿泊料金 ¥14,850
今日からの二連泊は、早来の義姉を伴っての温泉旅行だ。
行く先の選定で、イの一番に思い浮かんだのが当温泉旅館。
何といっても落ち着いた佇まいがうれしい。この宿は中々予約が難しく、ウイークディだからであろうか…、
スムーズに予約できた。
前回同様、新館の部屋を希望したが、その際、以前の控えを保管してあり、同じ「唐草の間」を用意してくれ
ていた。(前回、平成13年11月24日)
女将さんやスタッフの皆さんの、さりげないが心のこもった接待が嬉しい。
男湯は、巨岩を配した内湯の広い湯船に、なみなみとお湯が掛け流されており、更にその奥にはあずまや
作りの野天風呂「渓流の湯」が川の流れに沿ってある。女湯は、板張りの内湯と同じく渓流を見渡せる位置に
「こもれびの湯」がある。
いずれの野天風呂も西向きにあって、落陽が浴場に射して湯面が揺れている。
それぞれの湯は、夜半0時~9時までに男女が入れ替り、両方の湯浴みを体験できる。
5本の源泉を持つ当館だからこそ可能な豊富な湯量である。
また、広大な敷地には散策路があり、落部川に架かるつり橋を渡った所をも含め、4ケ所の露天風呂を
楽しむことができる。
旅館の窓から見える庭園には、樹齢200年、300年という古木が沢山あり、特に横たわった巨木には、
一列に並んだおんこの並木にみえたが、倒立した巨木の枝が一本一本の幹に見えたものだ。
もみじが林立している前庭には小川が流れ、額縁に見立てた窓越しの樹林群は一枚の絵を見る思いで
ある。
夕食は和室の食事処にセットしてあり、沢山の小鉢には手の込んだ料理が満載で味付け、食材ともに
大満足。朝食は同じ食事処だが、いす席で取ることができた。
夕食だけならまだしも、朝食にまでもお品書きが添えられている。
前回もそうだったが、朝食に供されたほとけの耳の味噌汁は抜群だった。
お代わりをご自由に…とのことだが、他の品数が多く満腹なためできなかったのが残念だ。
途中、大岸海岸から礼文華港までの海水浴場を経由し、始発の札幌から早来経由、苫小牧~白老~登別
~室蘭~伊達紋別~虻田~長万部~八雲~落部=10キロ先の上の湯、銀婚湯までの走行距離287キロ。
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