健康には菜耕! 

北海道に生まれ育ち、四季折々大地の恵みと自然美豊かな充実の日々
道内をめぐり未知の世界を発見できることに、ただ感謝!

26 ちはせ川温泉旅館

2012-12-11 | 温泉めぐり

 湯めぐりシリーズNo.26

平成16年5月8日(土)~9日(日)

 ちはせ川温泉旅館           島牧郡島牧村千走   0136-74-5409

 泉    質  ナトリウムー炭酸水素塩泉・塩化物泉(旧含重曹食塩泉)

 泉    温  38.5℃ 湧出量57.2リットル/min 深度10.5メートル

  効    能  冷え症、神経痛、リュウマチ、打ち身、筋肉痛、やけど、皮膚病

  食    事  夕・朝食とも別部屋食

  宿泊料金  ¥7,000~(¥10,500)

 

 いよいよ絶好の行楽シーズンがやってきた。

 一昨日は札幌でも玉風が吹き、4日に開花宣言された折角の桜も、今年は短命か?と思いきや、

きょうは五月晴れで雲一つない好天だ。

 手稲渓仁会病院に従兄弟を見舞い、島牧村へと日本海岸の229号線を南下する。

 木々の新芽は、白樺は淡い薄緑に、カラマツはやや草色に染まってきた。

 また、山々にはこぶしの花やエゾ山桜が満開で、民家の庭に咲く黄色のレンギョウや、

むらさきつつじ、水仙、チューリップも間もなく終わりになるだろう。

 きょうの湯宿は、狩場山を源流とし、賀老の滝の飛爆をあつめて流れる千走川沿いにある

野中の一軒宿だ。

 槽底から湧出する茶褐色のお湯は、浴槽も床面も湯の花で赤一色に染めている。

 ドアー一枚で仕切られている露天風呂は、広くはないが裏山の木立の新緑が醸し出す

空気で清々しい。札幌の喧騒もここまで逃れてくると、もはや追いつくことはできない。

 部屋にはテレビはないし、携帯も圏外だ。

 ただ、ひたすら、お湯に浸かってビールをあおるだけが今日の仕事だ。

 夕食は、海産物の宝庫、島牧海岸の前浜で採れた海の幸、近くの山に自生する山菜が食膳に

満載である。

 活きた殻付ウニ3ケ、アワビの刺身、アワビの踊り焼き、貝付きホタテ焼き、生つぶの踊り焼き、

(アワビ、ふきのとう、えび、旬のたけのこ)の天ぷら、やまべの塩焼き、やまべの酢締め、

タケノコの刺身、たけのことふきの煮付け、(たけのこ、紅鮭、ホタテしめじ)の味噌仕立て陶板焼き、

アワビの“うろ”の酢の物、お吸い物。デザートに双子のいちご。

 まだあったかもし知れぬが、腹に入れて背伸びをしたら忘れてしまった。

 食後に二人で、立っても寝てもいられず、「食いすぎだ―」…

 あとは、お湯の助けを借りて消化に励み、熟睡するだけだ。

 翌朝、小鳥のさえずりで午前5時に起こされる。


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