健康には菜耕! 

北海道に生まれ育ち、四季折々大地の恵みと自然美豊かな充実の日々
道内をめぐり未知の世界を発見できることに、ただ感謝!

76 国民宿舎 ニセコ雪秩父

2013-02-21 | 温泉めぐり

 湯めぐりシリーズNo.76                  

 平成19年11月24日(土)~25日(日)

国民宿舎 ニセコ雪秩父                     虻田郡蘭越町湯里680  0136-58-2328

名  湯本温泉大湯沼“雪秩父”

知   覚  灰黒色微濁湯 弱金属味 硫化水素臭

泉   温  52.2℃ 湧出量 150/min(動力揚湯)

p H   値  5.8  成分総量 1.216g/Kg

症  神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、ねんざ、高血圧症、疲労回復

宿泊料金  \6,700  全和室26室 夕食 食堂・朝食 食堂 バイキング

 

スパ友Sさんお薦めの湯宿だ。

宿の周囲は硫黄臭が漂い、いかにも温泉地へ来た感がする。

特にこの温泉は、露天風呂を語る際、避けることができない銘湯だ。

スキーの愛好家、秩父宮が訪れたことからこの宿名になった。

蒸気か?、霧か?、判別できないほどの湯気が立ち込め、ニセコの山間に福与かに並ぶ露天風呂が

男湯5ケ所、女湯6ケ所もある。

隣接地でブクブクと沸騰している大湯沼が源泉だ。

きょうは、逆方向だが、三笠市立病院に入院中のO君を見舞ったその足での湯浴みだ。

稲穂峠を倶知安方面に下りかけた頃に夕暮れが足早に始まり、日中とけた路面がブラックアイス

バーンに変わってきた。

今冬は例年になく、早い積雪で寒さも厳しい。

前後左右に位置を変えながら進路を誘導してくれた満月を、いま露天の寝湯で煌星とともに眺めて

いる。たまらない至福のひとときだ。内湯は、硫黄泉と鉄鉱泉の二種の湯船がある。

露天風呂はその二種のお湯に満たされた湯槽を囲っている溶岩の上に新雪が積もり、いたって

風流だ。最初は肌に痛いほどの寒さだが、この露天風呂を順番に入っていくと、一巡するころ、

ついつい長湯になってしまい、最後にはもう寒気も堪えない。

夕食は食堂に部屋別にセットされてあり、山菜料理主体で低カロリーである。

今宵は普段の節制を好いことに、夢にまでみたビールをジョッキ三杯飲んだ。

急性膵炎で医師から飲酒をストップされ、毎日ビール大瓶2~3本、年中無休だった晩酌を一年もの間

休酒していたのだ。

ノンアルコール飲料で我慢していた自分へのご褒美だ。

ひとくち毎に味わって飲んだ。

時間をかけてゆっくり飲んだ。

感激でのどが泣いた。

とても旨かった。


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