江戸川アリスの会 ~留学生との交流と支援の会~

日本語学校で学ぶ留学生さんへ日本文化の紹介や日本語交流会、各種行事の企画実施などの活動を通して交流を図っています。

日本語留学生を招き「クリスマスパーティー」を実施

2011-12-23 | Weblog
12月17日(土)葛西区民館3階で早めの「クリスマスパーティー」を挙行。日本語を学ぶ留学生(東葛西の東方国際学院生が大半)が29名(中国、台湾、韓国、インドネシア、フィリピン、モンゴル、米国など)、アリスの会と応援の方12名の合計41名が参加。お互いに楽しく、すばらしい半日を過ごしました(午後2時~4時半)が、その内容の一部をご紹介します。
 池松正男副代表の挨拶でスタート。参加者は6組に分かれ、席に着く(各組7名ずつ)。自己紹介から始まり、将来の目標、お国自慢、日本に来て困ったこと、嬉しかったことなど、日常生活や自分の思いなどをざっくばらんに語ってもらう。日本語中心の交流ですので分からない場合は筆談で・・。学校では教わらない流行語などはこちら側から説明・・デパ地下、駅ナカなど。



 会場の雰囲気が盛り上がり、絶好調に達したころ、いよいよ皆さまご待望の「ビンゴゲーム」の開始だ!



 全員の拍手に迎えられサンタクロース(会員の高橋勝巳さん扮装)がゲーム機を持ちながら登場。全員、手渡されたカードに視線を落とす。番号が読み上げられるたびに、あちこちで歓声が上がり、リーチの声が響くと、より緊張感が高まる。次から次へと当選者が順番に決まっていく中で、まだ当たらぬ者はしかめっ面・・。勝ち負けになると誰しも本能的に真剣になるもの。今回の商品はCDラジオ3点の他にこちら側の参加者が各自2点ずつ用意したプレゼント。全員に商品が行き渡ってようやく終了。
 希望の商品をうまく引き当てた者は得意げな表情。



 全員の記念撮影で本日の行事終了。留学生たちは今年一年の授業が昨日で終了し、年末年始を挟み、永い冬休みに入る。その間、しっかりと日本語の勉強をしてくださいね。参加者の皆さま、お疲れ様でした。来年もよろしくお願い致します。どうか良き年末年始をお迎えください。


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「区内バス巡り」を実施

2011-10-25 | Weblog
 江戸川区の名所・旧跡をめぐる「区内無料バス巡り」は江戸川区民には大変好評で、いろんな団体が活用中。



今回、その無料バスを利用して、外国人留学生及び一般外国人を対象に実施<江戸川アリスの会では3回目>
 
 10月22日(土)午前10時半、葛西駅近くの「東方国際学院前」に集合。雨の心配がありましたが、留学生22名、一般外国人4名とともに「江戸川アリスの会」会員12名、一般の方3名の合計41名が参加。弁当や飲み物を積み込んで出発。最初の訪問先は一之江の「名主屋敷」。



築230年経ち、関東大地震にもびくともしなかったという話を係の人から聞きながら、釘を一切使用しない日本伝統建築のすばらしさに全員が感嘆。

 お昼近くになって「葛西臨海公園」に到着。昼食の後、公園内散策の予定でしたが、雨を心配して予定を変更。「水族園」見学を行う。





急遽決まった贈り物に留学生たちは大喜び。マグロやカツオの雄大な遊泳ぶりなどに見とれる。

 最期の訪問先は「船堀タワー」。展望台から一望できる「東京スカイツリー」は雨曇りのため、見えず、残念。締めくくりは1階のホール前に全員集合しての記念撮影。



バスで帰途に・・解散は午後3時10分。参加の皆さま本当にご苦労様でした。留学生及び外国の方々も私ども日本人の温かいもてなしとざっくばらんな付き合い方に感謝の気持ちを抱いたと思います。留学生の方々、しっかり勉強してくださいね。
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「日本語パーティー」・・開催して本当に良かった・・

2011-04-26 | Weblog
東日本大震災の余波が各種イベント自粛の形で蔓延している中、敢えて留学生対象の「日本語パーティー」を挙行。世界各国がいち早く義援金送金、救助隊派遣や現地慰問などのボランティア活動で我が国が大変お世話になっていることに対する恩返しと、度重なる余震や放射能汚染の恐れに不安感を抱く留学生を励ますためにも実施すべきと判断して開催に踏切りました。

 4月23日(金)、会場は葛西区民館。時間は2時~4時半。
 朝から激しく降る春の嵐に見舞われ、どれだけ人が集まるか心配でしたが、まずまずの16人の留学生の参加(国別では中国、台湾、韓国、インドネシア、ネパール、マレーシァ)でホッと一安心。「江戸川アリスの会」会員11名、特別参加の4人が交流に加わる。




 6グループに分かれ、その中に我々も入る。話題はまず、今回の大震災に触れ、東京に滞在する彼らには放射能の恐れは無いことが分かっていても祖国では家族が心配していること、津波のとき江戸川区ではどう避難するかなど現実的な話も飛び出す。インドネシアの6人の学生はいずれもインドネシア大学の日本語学科出身者だけに言葉がよく通じる。イスラム教徒は朝4時にお祈り、そのあとまた寝床に戻るなどして一日が始まるなど、日常生活の話から将来の夢や目標など、ざっくばらんに語ってもらった。



 最期に参加者全員で記念撮影。今日一日、ご苦労様でした。日本語をしっかり勉強して頑張ってくださいね。皆様がたのご多幸を祈る!

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「日本語学校卒業式」に出席

2011-03-07 | Weblog
 3月4日(金)、東方国際学院の卒業式に「江戸川アリスの会」のメンバー5人(上平恭彦代表、長坂龍郎副代表、池松正男副代表、大島修三会員、武笠泰子会員)が招待され出席。葛西区民館の4階大ホールでの式典には卒業生107人と理事長、学院長始め先生方も出席。会場の都合で在校生全員が入れず100名の有志が参加。盛大で厳粛な雰囲気の中、粛々と議事が進行した。



 開会の辞のあと、草開学院長より全員に卒業証書授与、学院長の式辞、清永理事長の祝辞と続く。韓国からの安理事に次いで、上平代表が卒業生に檄を飛ばす。「社会で成功し、世間で尊敬されている人は目標を持ち、その実現に全力を挙げている人」「失敗してもめげずにこつこつやっている人」など事例を上げながら話す。



 卒業生の皆勤賞、精励賞の授与の後、在校生の送辞、卒業生の答辞。最後は「さくら」を全員で合唱と記念撮影で終了。今、日本の若者は海外に出たがらず、チャレンジ精神に欠けるといわれる中、わざわざ異国から日本を選んで次の人生のステップを歩む彼らに幸あれと送りたい。頑張って下さい!!













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「外国人を招いて日本文化紹介」

2011-03-07 | Weblog
 2月27日(日)源心庵で午前と午後に分かれて日本語を学ぶ外国の方々に、お茶の作法と箏の演奏を楽しんでいただきました。今回は井上文子さんが主催する箏の「音の会」が中心となり、小林里子さんがお茶の作法指導。







 「江戸川日本語クラブ」「江戸川にほんご出前クラブ」「みずえ日本語サークル」で日本語を学ぶ外国人(パキスタン、中国、台湾など)の有志の方が15人、お子様連れもいまして、応援する日本人の方が8人、「江戸川アリスの会」会員が8人、お手伝いいたしました。





 日曜日で天気も良く、日本庭園の素晴らしい「源心庵」を背景に楽しく日本文化のよさを堪能し、<本当に来て良かったです><日本の技術の素晴らしいことがお茶とかお琴でもわかります>。感謝の気持ちを示していただき、本当に良い一日でありました。

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日本語学校卒業予定者に日本文化体験の場を提供

2011-03-07 | Weblog
 江戸川区東葛西の日本語学校「東方国際学院」の今年度卒業予定者を迎えての「日本文化紹介」が行船公園内・源心庵で開催。今回は卒業生多数のため、3回に分けて実施。2月21日、25日、3月2日。いずれも午前9時半~12時。幸い天候に恵まれて、学生さんの参加はそれぞれ29名、31名、29名。中国籍が圧倒的にに多く、全体の90%を優に超えるのも今の時代の流れか。他に台湾、韓国、インドネシア、スリランカ、タイ、ポーランドなどの学生さん。接待するのは「江戸川アリスの会」のメンバー、井上文子さん主宰の箏のグループ「音の会」、お茶の指導は小林里子先生。 





 お茶の作法の説明から始まり、お菓子とお茶の順にいただくなど基本所作を教える。慣れないせいか、畳の上に座るのも窮屈そう。いただくとき以外はリラックスはOkと聞いてやっとひと安心。お茶の点て方には皆さん関心が高く、先生の周りに集まり、早速、茶せんを試す。











 「さくらさくら」など日本の歌を中心に「音の会」の箏の演奏が始まる。そのあと、箏の爪を借りて挑戦する学生さんが続出。やはり聴くだけでなく、ものごとにトライすることは文化吸収に役立つのです・・。





 5~6のグループに分かれ、その中に我々も加わり、日本語での交流会が始まる。やはり話題は卒業後のこと。大学や大学院に合格した者もいればまだ決まらない者もいる。日本の学生たちの現状と重なる。仕方なく国に帰る者もいるとか・・。





 和やかな雰囲気の中で終了。全員の記念写真をとる。庭園をバックに撮る学生たちも続出。皆さま方の前途に幸あれと祈る。頑張ってください。 













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「江戸川人生大学」のイベントに留学生が参加

2011-01-31 | Weblog
 1月30日(日)篠崎の江戸川総合人生大学で「歌って踊って国際交流」という催しが開かれた。
これは外国人と一般市民を対象として、同大学の国際コミュニティー学科6期生が企画したイベント。午後1時、代表の挨拶のあと、東京音頭、盆踊りと、先生の指導で「踊り」に参加者が加わり始まった。



 そのあと、みんなで歌おう、というイベントに移り、日本、中国、米国、ロシア、韓国、インド、フィリピンと世界のいろんな歌が大島修三さんの名指導のもと全員参加の合唱が続いた。



 会場の隅には「折り紙教室」「日本のゲーム」というコーナーもあり、留学生も積極的に参加。



アリスの会が引率した5人の学生たちも楽しく折り紙などに興じていました。彼らには今日の踊りや歌を通じて生きた日本語の習得や一般市民との交流に少しでも役立てればと存じます。



全員、楽しかった、また参加したいという意見でした。午後4時終了。
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「クリスマスパーティー」を楽しく開催

2010-12-20 | Weblog
 日本語留学生を応援する「江戸川アリスの会」では今年の活動の締めくくりとしてクリスマスパーティーを開催。本来は葛西区民館の予定でしたが、会場の都合つかず、東葛西の「日本語学校・東方国際学院」の6階教室を借用。



 12月17日(金)午後1時半から開始。昨日までの授業が終了し、今日から冬休みに入るためか留学生たちは和気あいあいで会場に集合。総勢25人(中国、台湾、韓国、モンゴル、ベトナム、米国、メキシコなど)。ホスト側はアリスの会以外の参加者3名を含めて17名。インドネシア大学日本語学科卒の女性5人は参加予定であったが、欠席で残念。クリスマスパーティーといっても実質的には忘年会の類。今年一年を振り返って、つらいことは忘れよう、また、新しく来年を迎えよう、という意味合いで宗教色は全く無し。






 6人グループで6組のテーブルに全員着席。池松副代表の挨拶、大島会員の音頭で幕を開ける。テーブル上の丸焼きチキン、巻きずし、サンドイッチ、お菓子、ミカンなどをほほ張りながら留学生と日本人の交流がスタート。今年一年の楽しかったこと、日本の生活、母国の習慣など、いろんな話題で、あちこちで談笑が渦巻く。会話が最高潮に達した3時15分から、いよいよ、メインテーマである「ビンゴゲーム」が開始。テーブル上のものを片づけ、全員ビンゴカード一枚を手に緊張の面持ち。高橋会員がサンタクロースの衣装をまとい、巧妙な語り口で数字を発表していく。今回は空くじなし、全員何らかの景品が当たるということで、数字の発表のたびに一喜一憂。「リーチ」の声が掛かってもなかなか上がりに達せず、ようやく中国人学生がトップで「やった!」・・。



 会の最後は全員の記念写真で締めくくる。「本日はどうも御苦労さま」「それでは良い年末、年始をお迎えください」



会員の皆さま、ご協力の皆さま、今年は本当にご苦労様でした。来年もよろしくお願い申し上げます。
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「日本語を楽しむ会」開催!

2010-10-11 | Weblog
 雨の降りしきる中、日本語を学ぶ留学生のための「日本語パーティー」を開きました。

10月9日(土)の午後2時~4時半の間、葛西区民館・3F講座講習室でオープン。参加の留学生は20人(中国、台湾、韓国、インドネシア、モンゴル、米国など)。交流のお手伝いは「江戸川アリスの会」12名、一般2名の方々など。



 学生たちは6組に分かれ、その中に我々が加わるという形で開始。日本語の比較的出来る学生に交じって未熟な学生も参加。とにかく日本語に慣れて少しでも上達しようという姿勢が全員から感じられました。



 自己紹介、お国自慢、生活習慣、食べ物など話題はあちこちに飛びましたが、難しい個所は筆談で補うなど、なごやかな雰囲気の中、無事終了しました。



そのあと、全員で記念撮影。



インドネシアから来た留学生は同じ大学の日本語学科の卒業生たち。7月に東方国際学院(日本語学校)に入学。日本語の習得後、日本の大学院に進み、それぞれ、日本語の先生、日本の企業に就職するなど将来の夢がいっぱい。本日、参加された学生の皆さんたち、日本語をしっかり勉強してくださいね。

頑張れ!
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「源心庵」で日本文化紹介の行事

2010-08-12 | Weblog
8月9日(月)、行船公園・源心庵で日本語短期夏季研修生を招いて開催。夏休みを利用して台湾、中国、香港から現地大学生を中心に来日した人たち。7月のメンバーに続き第二弾目。今回は全員女性で9名と少人数です。
 まず、全員浴衣に着かえて勢ぞろい。お茶の作法から入る。



小林里子先生の指導で慣れぬ手つきながら日本の茶道とはこういうものかと少しは理解したかも。全員、お茶のお点前にも挑戦。
 続いて井上文子さんのグループ「音の会」による箏の演奏に聴きほれる。





そのあと、全員が個々に箏の試演に挑む。



うまく弾ける人もいれば苦戦する人も。それでも井上さんたちの細かい指導に、楽しく挑んでいたのは若者らしく立派。
 3グループに分かれての交流会にはお手伝いした我々のメンバーも加わって自己紹介やなぜ、日本語を勉強するのかといった鋭い質問も出て、和気あいあい。



夏季ボランティア特別体験者の二人の日本の女子高校生も輪に入って立派に役割を果たしていました。



 参加した全員の記念撮影を終え、まだ立ち去り難く、庭の池をバックに日本の高校生を交えて記念撮影。



9時から始まって11時半過ぎに終わった本日の行事はこれで解散。猛暑の中、皆さん、ご苦労様でした。研修生は明日からまた、日本語の特訓が始まる。どうか、日本の良い印象を持ってお帰りください。
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