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ホッとすぷりんぐ。Byエディ

日々の些細な出来事を、気の向くままに書き綴っていきたかったり。

北長野の初見温泉、五ヶ所めぐりの旅。

2012年09月30日 07時22分06秒 | 温泉

9月21日、金曜日。温泉、めぐってきました。 もう10日近く前だけど

 

当日、地元鶴ヶ島の空は朝から厚い雲に覆われて、時折雨が降っては止んで、を繰り返してた。

早朝にいつものようにトラキチくんに迎えに来てもらい(トラキチくん、いつもスマソ)、まずは群馬の渋川市へ。

 

榛名山の麓で大事な用事を済ませ、いざ温泉めぐりの旅へ

 

 

まずは国道145号を草津方面へひたすら西進。

 

 

 

八ッ場ダム建設にともない、新たな道がどんどん出来てる。以前は吾妻川沿いの曲がりくねった道を通っていたけど、広いバイパスが開通した事によって草津方面への所要時間はかなり縮まった。

でも、道中にある川原湯温泉は、ダムの底に沈む運命。移転するみたいだけど、ちょっと残念

 

 

やがて草津温泉へ到達。当然草津の温泉も楽しみたかったけど、今回は行ったことのない温泉への入湯を主眼に置いていたので、泣く泣く割愛。

いったん草津の温泉街へ足を踏み入れてしまうと、多分半日は費やしてしまうと思うので・・

草津へは、またあらためてゆっくり行きたいな~

 

 

草津温泉郷を通りぬけ、国道292号(志賀草津道路)を通過。標高2172メートル。国道の中では、日本一標高の高いところを走る道路。

 

 

火山ガスが噴き出していて、長時間滞在すると人体に悪影響を与える可能性があるため、駐停車しないよう呼びかける看板が立っている場所もある。

このあたりは殺生河原と呼ばれていて、山頂あたりはガスのせいか草木も生えない。ちなみに冬は豪雪のため通行止めになる。草津と万座を結ぶショートカットなので、冬はとても不便。

数年前の初冬、万座から草津へ向かった時、その年の最後の通行者になったことがあった。自分が通過したあと、係員がゲートを閉めていた。あの時はびっくりしたな~

 

 

 

そして以前から来たい来たいと思っててなかなか来れずにいた熊の湯の近くを通りがかったので、せっかくだから行ってみるか~ということに。

 

 

で、いざエントランスから中へ入ろうとすると・・ なんと無情にも外来入浴は12:30からとの掲示が・・

最初は来るつもりじゃなかったので、下調べが出来てなかった。まだ11:30なので1時間も待つことになってしまう。時間は限られているので、スルーして先を急ぐことに。

この熊の湯、きれいな緑色のお湯で有名。次のお楽しみということで。(号泣)

 

 

 

 

道中でハラも減ってきたので、たまたま通りがかった雰囲気良さそうな蕎麦屋で昼食を済ますことに。羅臼庵というお店。長野の山ノ内町というところ。 

 

店の周りはこんな景色。埼玉よりは天気が良い。青空がのぞく。

 

 

メニューを眺め、十割の吟醸そばを選ぶ。ちょっとお値段は張るけど、やっぱそばは十割でしょ、と個人的意見。

 

 

運転じゃないので、ついビールも頂いてしまいました。サーセン。

吟醸そば、かなーり美味しかった・・ そばつゆも秀逸。濃いそば湯も良い。ポイント高い店。

 

 

そして、湯田中温泉郷へ到着。夜間瀬川沿いの、かなり大きな温泉街。

 

 

まずは、温泉街は後回しで山の上を目指す。車一台やっと通れる道幅。

 

 

登り詰めると、地獄谷野猿公苑のへの入り口が。車を停め、ここからは徒歩で更に上を目指す。

 

 

 

そして目の前に現れた急な階段。 正直、ひえ~、これ登るのかぁ・・ という感じだった

でも、実際は思ってたほど長大な階段ではなくて助かった

 

 

なかなかいいかんじ。

 

 

途中で、ものごっついスズメバチの巣が・・ 道から5メートルくらいしか離れてないとこに。

ハチたちが巣のまわりをぶんぶん飛んでて、通過するのがとても怖かった。

 

 

野猿公苑へと続く道の途中に、後楽館という温泉宿がある。まずは野猿公苑へ行ってから、温泉へ入ることにした。噴泉の存在感がすごい

 

 

 

温泉宿と野猿公苑を結ぶ橋の上からのショット。音を立てて勢い良く噴出する湯の柱。左には、後で入る予定の露天風呂が。

・・って、通路から丸見えじゃん 入るの、だいぶ勇気要るね、コレ

 

 

天然記念物に指定されているのもうなずける。こんなの滅多に見ないもんなぁ。ちなみに間欠泉ではなく、常に噴き出し続けている。温度は98℃。

 

 

野猿公苑目指し、更に登っていく。

 

 

下に見える露天に入る予定なわけだけど・・ 思いっきりまわりから丸見えっす

この時点では、入浴にかなり躊躇していた。

 

 

猿に接する際の注意書きが。なれなれしくしちゃいけないみたいです。

 

 

入苑料500円を受付へ支払い、ついに公苑内へ。入り口からすぐのところに、早くもたくさんの猿たちの姿が。

 

 

慣れているのか、人が近くを通っても見向きもしない。少なくとも警戒はしていないみたい。

 

 

 

 

こんなに近寄っても、人にはまるで無関心。注意書きにあったように、目が合わないように気を付けた。

 

 

奥へ歩を進めると、なんと猿たち専用の露天風呂が。 なんとも気持ち良さそうに湯に浸かっている。

 

 

猿たちにとっても、温泉って気持ち良いものなんだな~と感心する。

ここにはライブカメラが設置してあって、ネット中継してる。ココ→野猿公苑ライブカム

 

 

野猿公苑を出て、お楽しみの温泉(注:基本人間用)へ向け降りていく。それにしても露天が通路から近い。

 

 

受付を済ませ、脱衣所に降りていく。

 

 

すぐ目の前に露天風呂。ちなみに、たまに猿も入浴しにくるらしい。旅館としては特になにもせず、放置しているとのこと。

ていうか、すでに一匹温泉を飲みに来てるけど

 

 

内湯はあまり大きくないけど、木がふんだんに使われてていい感じ。掛け流しだけど、源泉の温度が高いので加水して調整している。

 

 

人目がちょっと気になるけど、勇気を出して露天へ入ってみると、すぐそこに猿が 相変わらず人の存在を全く意に介さない。

 

 

なにか反省してるように見えるのは気のせいだろうか・・

猿と共に過ごす入浴タイム、なかなかオツなものだった さいわい、入浴中はあまり人も通らなかったし。

 

 

 山を下り、湯田中温泉郷へ戻る。雑誌で良さげな温泉を物色し、行ってみることに。

まずは、清風荘へ。ぱっと見、民家のような素朴な玄関。でもこういうの結構好き。

 

 

落ち着く雰囲気の露天風呂。泉質は、あまり特徴を感じない単純泉。個人的には、もうちょっと開放感がほしいかな・・などと思ったり。

 

 

湯田中温泉での二軒目、よろづや。 清風荘よりかなり大きい旅館。立派な門構え。車をどこに停めるか尋ねると、着物を着た女性スタッフが親切に教えてくれた。好印象。立ち寄り湯の客にも丁寧に接してくれる宿、いいっすね~

ただ、ここではちょっと残念なことが。この旅館のウリ、国の登録有形文化財にも指定されている桃山風呂が、日中は女性用、夜間は男性用となっているので今は入れない・・

このことも、スタッフさんがちゃんと受付け前に教えてくれた。

せっかくだし、桃山風呂以外にも露天はあるので入っていこう、と決めた。

 

 

豪華で居心地のいいロビー。老舗の風格がある。

 

 

今回は、この東雲露天風呂に入った。清潔感あって気持よく入浴出来る。

 

 

そしてこれが今回入れなかった桃山風呂。いつかは入ってみたい。 (上二枚、公式HPから)

 

 

 

陽もだいぶ傾きはじめたので、湯田中温泉をあとにして、お次の温泉へ。

 

 

湯田中温泉から車ですぐ。箱山温泉へ到着。

 

 

足湯の横を通って奥へ進んで行く。

 

人気があり、地元の方々らしき人々で賑わっていたので、浴槽での撮影はとても無理

借用写真を二枚・・

内湯です。

 

ご覧のように、茶褐色の良泉。ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉という、自分はあまり目にしたことがない泉質。

 

 

温泉から出ると、すでにかなり薄暗くなっていた。暖色系の照明がまたいい雰囲気を醸し出す。ここは宿泊も可能。

 

 

木に、たくさんのクモ達が巣食っていた。丸々と太ってるやつも多い。餌になる虫も豊富なんだろうな。

 

 

車を走らせ、本日ラストの温泉へ向かう。天気はすっかり回復して、夕焼け空がきれいだった。山をぐんぐん登る。

 

 

そして到着。ホテルセラン。北志賀高原よませスキー場にある。ここは、以前から雑誌やネットで見ていて、とても来たいと思い続けていた場所。

でも地元からはかなり遠いので、なかなか来るチャンスが無かった。今回は念願かなってようやくの初訪問。

 

何故にそんなに来たかったかというと・・ その理由は、露天風呂、遠見乃湯からの眺望。

ホテル前からのショット。この眺めを、露天から楽しめる。

 

 

 

宿泊棟と温泉棟は別々になっている。わくわくしながら温泉棟入り口へ。

 

 

露天での一枚。実際は写真よりもずっと開放感がある。泉質は単純泉。冬場はスキー客で混むんでしょうね。

山梨のほったらかし温泉みたまの湯にも似た、とてもキレイな夜景を眺めることができる。

 

 

 

今回行った五ヶ所は、すべて初めて行った温泉。知らない温泉を訪ねるのは、いつでも楽しいもの。また未踏の温泉を新規開拓したいな~

 

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