ブルーの天の意志=自己
自己肥大化してしまうと、自分が偉大で特別な人間と錯覚し、生命すら軽んじてしまいます。
自己肥大化の経緯は
自我は、日頃、自分にこだわっているので、コンプレックスや投影などと結びつきやすく、周りの人のことが気になって惑わされます。
そういう壁とぶつかると、
不安、混乱に陥って、どうにかこの現実の自分を捨てて、神々しい「自己」にゆだねててしまいたくなります。
現実的な自分をごまかし、自己に正当化してもらおうとするのです。
これはとても安易な方法で、本来は、日々の努力を通して、少しずつ近づいていくものであり、そのために日々の暮らしを大切に生きていくものなのですが、自己に飲み込まれた自我は、日々の暮らしの中で意識を支えることを放棄してしまいます。
本来、自我は自己と対等に向かい合い、補いあうように努める必要があります。
自我、個人の意志とは自分を信じる力=自信です。
自信は日々の努力によって培われていくものです。
自己の大いなる平和を、日常的に感じることが出来るのは、この自我の役割なのですから、自我は放棄せず、強くならなければいけないのです。
もちろん、ネガティブな、「エゴイズム」にならないように気をつけながら。
男性が、女性を監禁して暴力を振るう事件が続きます。
この男性は、もしかするとエゴイズムを通り過ぎ、「自己肥大化」してしまっていたのかもしれません。そうすることでしか、自分を支えることが出来なかったのでしょうか?
次へつづく・・・
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