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ビジネスマナー

2005-10-16 | カラーの仕事

今日は、ディックカラーデザインスクールで「カラーリストのためのビジネスマナー」講座の講師をしてきました。
2週にわたって、プロを目指す方のために、基礎的な「好印象を与えるコツ」を伝授します。最近は、学校でも家庭でも、基本的な道徳とかマナーを教えないので、こういう機会でないと学ぶことができないのかもしれませんね。

会社でも、即戦力を求められるケースが多いので、知っていて当たり前のようなところがあります。企業で研修があったとしても1日か2日、新人のときに受けるだけで、それ以降は個人に任されてしまいます。よほど面倒見のよい先輩に当たらないと、マナー上手にはなれないようです。

特に最近は回りへの気遣いが欠けているように思います。バーチャルな世界にはなれているけれど、現実の人間関係が希薄な世の中。仕方がないのかもしれません。

授業でも、講師や回りの人への気配りができない人が多いですね。親しい人に対しては話ができるけれど、そうでない人へはまったく無関心。360度、自分がどのようにみられているかという意識がまるでないような・・・。休み時間やトイレの中、ちょっとしたときの態度が評価の対象だったりするのですが。

電車の中での行動を見ていると、信じられないような光景をよく目にしますね。(人前でのメイクその他)今やそれが当たり前のようになってしまっていることも残念でなりません。

また、最近は「恥ずかしい」「もったいない」が死語になってきているような・・・。豊かな日本では今のところかろうじて生きていけるでしょうが、世界的な視野に立った場合、ぜんぜん通用しません。

いずれにしても、そんなしちめんどくさい、こんなきついことしなくちゃいけないの~という声が聞こえてきそうですが、いやな人は別にしなくてもいいんですよ。それだけの評価しかもらえないだけなんだからと・・・と思います。(意地悪ではなく、あきらめ)

これからは、できる人とできない人、好まれる人とそうでない人、仕事を頼まれる人、そうでない人の差がどんどん広がるでしょうね。
目指す姿勢」の違いで。

 

 

 


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