人生崖っぷち・磐石映画 (基本ネタバレ有)

崖っぷちな人間を見てホっとしよう!という趣旨のブログ
人生磐石な人間も一応取り上げてます。

【試写会】すべては君に逢えたから  ~演技力って大事~

2013年11月21日 23時08分33秒 | 試写会
 


クリスマス間近の東京駅を舞台に
10人の男女が繰り広げるオムニバスストーリー



「ラブ・アクチュアリー」を意識して作られたという事で             
うむ。ポスターまでそっくり


シネコンの試写会は戦場!ということで
20分前にチケット交換へ行ったら

~~~長蛇の列~~~

結局上映開始時間過ぎた…
長蛇の列が出来ていてもチケットをさばいてるのはたった一人

ほとんどの人が上映時間前に並んでいたのにも関わらず遅れて入る事に

しかも遅れて来たので席が分からず右往左往する人続出
埼玉の僻地だからってもうちょっと効率よく案内しましょうよ!
前回もこんな感じだったし、試写会でない時もスタッフがいい加減な仕事ばかりするから
後ろの方の席をお願いしても前から2番目になったり…仕事出来ない人多すぎ


今回も後ろの方の通路側でお願いします。と言ったのに
指定されたのは前から3番目
後ろの席、しかも端っこはガラ空き状態なのにこの始末。
さすがに指摘したら「ハァ、じゃぁこちらで」という返答








愚痴はここまでにして本編へ 









オムニバスストーリーながら、ちょっとした部分で繋がってたりして面白い作り
これが後半どう効いて来るのかなと思ってたら何もなかった

ストーリー①

玉木宏演じるイケメンでいけ好かない男が売れない役者の女の子と出会い結ばれるお話 



気取り屋でナルシストで嫌な奴な玉木宏はWEBデザイン会社社長。
部下に映画を選ばせてこのセリフ。
映画くらい自分で借りてこいや!



偶然会った女性に対してこのセリフである。
自意識過剰にも程があるだろ!
氷を指でコロコロしたり何かキモイ


「彼が亡くなったばかりで傷心の最中、そんな事言われるなんて!」 
と女の子にブチ切れられる。でもこれは女の子のお芝居
動揺した玉木宏は償わせてくれと頼みこみ、彼女が所属する劇団へ高級焼肉弁当を差し入れする



そんな彼女は真実を告白
(そんなピュアじゃ女優になれないよ~・・・)


女「ごめんなさい、彼が死んだなんて嘘です」
玉木宏「え~うそ~ん!っもう知らないんだから!」激おこ!!! 

そんなこんなで玉の輿売れっ子女優への夢を諦め、故郷へ帰る決心を固めた彼女。



クリスマスの夜。玉木宏は部下にこんな事を聞かされる
「私本当は映画選んでません、選んでたのは店員さんです」
そしてその店員さんが役者を目指していた彼女だと分かり
故郷へ帰る直前の彼女を引きとめに行く!


でも

ハッピーエンド



ストーリー②

遠距離恋愛中のカップルが紆余曲折を経て結ばれるお話

彼が仙台、彼女が東京の遠距離カップル
二人とも仕事が忙しく、すれちがってばっかり

そんな中、彼が出張で東京に来る事に!
大喜びの彼女だったが 「忙しいから会えないかも」との事。

それでも会いたいんだもんっとばかりに東京駅に出向く彼女だが

なんともつれない彼氏・・・
美人上司が通りかかるとスグに上司のもとへ。

このカップルもうダメや

と思ってたら彼女の方はまだお熱らしく仙台まで会いに行っちゃう


でもなぜか面倒くさい女の人だな~という感じ。
声のトーンも話し方も仕草も私が!私が!という雰囲気なので
この人自分の話しかしないタイプっぽい・・・と思ってしまった

案の定


決定的な事を言われ、一人帰る彼女。

しかしクリスマスの日。
彼は東京にキタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!

以下ラインでのやりとり
彼氏「東京来たけど会える?」
彼氏「最終で帰る」

彼女は東京駅へダッシュ!
彼に会い「遠距離恋愛の良い所考えたよ!」とか何とか言ったら

彼氏「あ~なんかもう面倒だから結婚しない?遠距離婚」


突然のプロポーズにウッハウハの彼女。
プロポーズしたにも関わらず最終で普通に帰る彼氏・・・(もう何だか意味が分からん本当に好きなのか?)

駅のホームまで彼を見送りに…とその時!彼が彼女を新幹線に引っ張り入れてしまう


彼女「ちょっと!明日も仕事だよ?」
彼 「朝イチで東京に帰れば良いじゃん」


キッスちゃんちゃんっ

見てる間イライラしっぱなし。男は自分の事しか考えないクソ野郎だし
女は女でそんな男にぞっこんラブだし勝手にやってろよ!離婚しろ!


以上感想でした。

今話題のモデルで俳優・東出昌大!
ごちそうさんでファンになったから楽しみにしてたら


プレミアのお二人は・・・


はい、次!

クリスマスの勇気
本田翼演じる女子大生が片思い中の先輩へアタックしてみようと決意する話

※本当にこれだけです。


クリスマスプレゼント
孤児院で暮らす少女がサンタさんからのクリスマスカードを見て
「サンタは外国人!日本語で書いてあるって事はコレはお母さんからだ!」 

※本当にこれだけです。しかし終盤、彼女の猛ダッシュは必見!

二分の一成人式
余命三ヶ月の父、その事を知らず反発する子供、暖かく見守る母
10歳になる息子は学校で二分の一成人式をする。
父は息子に真実を告げ、見る事が出来ないであろう二十歳の息子へ手紙を綴るのだった。


遅れてきたプレゼント
ケーキ屋を営む倍賞千恵子は49年前に運命の恋をする。
その人と駆け落ちしようとするが、結局裏切られ独り身のまま歳を重ねる。
クリスマスの日、小林捻侍が訪れ
「弟を引き止めたのは僕です、弟は昨年亡くなりましたがあなたの事をずっと思ってました」
と言ってあの日の切符を差し出す。
倍賞千恵子もあの日の切符を今でも大事に持っていたのでした。


とりあえず、万人受けするために家族向け・年配向けのお話入れときましたー
といった所だろうか。

全体的にまとまっていたがレンタルで十分な内容。
せめてライトアップされた東京駅がどばばーんと映ったら良かったのに
それも無し。



こういうのとか期待しないでね

【試写会】ウォールフラワー  ~エマ・ワトソンの魅力爆発~

2013年11月18日 19時57分20秒 | 試写会


地味で目立たない高校生チャーリーが
美男美女な兄妹との出会いによって変わっていく物語 





チャーリー「こういう時は卒業の日をイメージする。でもそれはあと何千何百何十何日後・・・」


文系男子のチャーリー
見かけによらず結構アクティブに行動するのでアメフト観戦にも行っちゃう!


そこで出会うのがこの二人
美男美女カップル?と思いきや血の繋がらない兄妹でした


血が繋がっていないのに一つ屋根の下でこの美男美女が暮らしてるんでしょ?
そんなもん何も無いわけないじゃん、絶対何かある!若いんだし!

と思ってたらお兄ちゃんはゲイでしたー


この俳優さんとっても演技が上手い!
ゲイっぽい仕草に台詞回し、独特の表情と魅力的なルックス!
これから絶対来る!と思ってたらもう有名らしい

これで主人公も妹サムにロックオン!




もうエマの魅力爆発
ベリーショートが可愛いのなんのって




最初は馴染めなかった主人公も


魅惑のドライブや


へんてこダンスに魅了され


もうリア充の仲間入り


しかし



エマにサラっとかわされ…
その気はないのにエマの親友と付き合う事に

一番やってはいけない事をしてしまったチャーリーに天罰が


仲間内で王様ゲームをやっていた時
「チャーリー、この中で一番可愛いと思う子にキスを!」
はい、エマにしちゃいましたー!

って事でリア充グループを追い出されてしまう。

そんなある日、ゲイ兄さんが学校でトラブルを起こしフルボッコされる。
がその時!チャーリー登場!相手を逆フルボッコし英雄に

そしてリア充グループに再加入決定

しかし!




はい、皆卒業でーす!
またまたぼっち確定。

そんなチャーリーは精神的に不安定になってしまう。
実はチャーリー、過去にトラウマがあり時々幻覚を見る事も。

今回は相当ヤバいらしく自殺未遂してしまい即入院。

親友を自殺で失った過去
大好きだったおばさんにイタズラされていた過去
色々な事が彼の心の傷となり、自分自身を上手く操れない。

「過去はかえられないけれど、未来はかえられる」
という先生の言葉や、家族、友達の協力もあり
チャーリーもまた一歩踏み出す所で映画終了。


すっごいありきたりな青春映画で使い古された感は否めないが
な~んか夢中になってしまう、ほっこりする映画だった。

ただ、終盤の駆け足具合は宜しくない

この映画の見所はなんといってもエマ!
ハーマイオニー後のエマ・ワトソン!



こんなにベリーショートなのにとにかく可愛い!


ロングにするとハーマイオニーになる

エマ演じるサムも心に傷を抱えた少女。
美貌だけでなく演技でも注目されていた今作だが
んー・・・表情が乏しくてワンパターン
何度もハーマイオニー!と思ってしまった

このままだと良くも悪くもナタリー・ポートマン二世になってしまう予感

とは言え、映画女優として魅力たっぷりの彼女


バーバリーや


ランコムの


広告塔でもあり、シャネルとも契約しているとか。
そんなエマの今後に期待

そして父になる   崖っぷち度80% ネタバレ有

2013年11月13日 09時55分26秒 | 崖っぷちな映画


6年間育てた息子は、他人の子でした

時間か血か。
究極の選択を迫られる家族のお話




カンヌにも行きましたぜ



もっと攻めようよ!

地味過ぎる!!!ドヤ感0!!!!!


ほら、外国の姉ちゃん達はもうドヤ感しかないよ
これぐらい押せ押せですよ。







しかし作中のお二人はとてもキレイなので問題なし。




ある日突然病院から電話があり
行って見たら「取り違えてましたさーせん」と言われ茫然自失の夫婦




帰りの車中。
「やっぱりそういう事か」
という福山雅治のセリフが何とも嫌な感じだった。
元々自分ほど優秀ではない息子に対して苛立ちを感じていた事もあって
どうにもやりきれない様子。

奥さんは奥さんで子供との時間を一番長く過ごしてきた母親なのに
取り違えられていた息子を交換するか否かを夫に任せっきりで自分の意見無し。


ん~モヤモヤする。


もう一方の家族は裕福では無いけれど和気藹々と楽しそうなおウチ
そんな家族を見て福山が一言

福山「そんな家族多いんだったら息子下さいよ」
リリーフランキー「負けた事がない奴は人の気持ちが分からない」
と言い返され撃沈。


結局息子を交換し、生活していく事に。

しかし全く懐かない。
思い通りにならない血の繋がった息子。

もう一方の家族はというと
結構馴染んで兄妹とも仲良くやっているのだった。

そんな様子を見て


「ウチは二人とも引き取ったって良いのよ」


はい、言われてしまいましたー
ブーメラン

結局6年間育てた息子を選んでおしまい。


この映画がここまで評価されている理由が分からない。
夫婦二人の話し合いは無く、弁護士に愚痴ってどうこうする感じもハァ?って感じだし
一番ダメなのは
福山雅治父性0
彼から父性を感じられないのが一番良くない。
父になってないよー
これからもアンタは息子に対して求めてばっかりだろうよー

違う役者さんに演じて欲しかった

【試写会】くじけないで ~必見!年代別女優の共演~

2013年11月02日 03時34分42秒 | 試写会


90歳を越えてから本格的に詩を始め
大ベストセラーを記録した女性の物語


何といってもこの映画の最大の見所は三世代の女優が競演 共演する所だろう。


お肌ツルッツル 大画面?余裕っしょ


この美貌はスクリーンでお楽しみ頂きたい。


芦田プロにコメントなんて不要。

御三方揃った時は火花バチバチ飛び散らせてたんじゃないかと心配で夜も眠れない!
八千草さんと壇れいさんは元タカラジェンヌでアレだろうし
まなちゃんなんて最近映画専門女優みたいなもんっしょ?
ほら、ハリウッドデビューも果たしちゃってねぇ


うん。やっぱり何か感じるものがある。

とは言え、2時間以上ある映画を彩った女優様方。華がある
この物語の主人公である詩人トヨさんの幼少から中年、そして70~100歳までを演じられています。

トヨさんの詩は良い意味でポエムっぽくなく
真実味があり、すんなり入って来る。

彼女の人生は決して穏やかなものではなかった。
特におしん時代なんて壮絶、親父の借金のかたに結婚させられ出戻り
空襲を家族で凌ぎ、ようやく良い人と結婚!息子を産むも子供はろくでなしで
今でも世話ばっかりかけさせられる。
そんな時に詠まれる詩が競馬。

         

「競馬」



先に走っている馬よりみんなの後に居てここぞという時に風を切って

必死に追い込んでくる馬が好き


がんばれ がんばるのよ

私はテレビに叫ぶ


始めはビリでもやれば一番になれる

貴方だってきっと出来るわ






幼少時代の映像と昭和の新婚時代の映像はなぜか泣けてくる。
試写でも号泣している人多数

この映像を見るだけでもお金払う価値があるのではないかと思うほど。



壇れい様、お美しい!美し過ぎる!
あんたは映画女優だよ、キレイだよ、ほんと。


ちなみに八千草さんの若かりし頃
どことなく壇れいさんと似ているような

映画はトヨさん以外の人物にもスポットが当てられており
途中ダラけてしまうがトヨさんのお話に戻るとそれはもう惹きつけられる。


帰り、シネコンのすぐ外にあるバスの停留所まで行くと
「ここには停まりません。次の停留所まで歩いて下さい」
という看板が

こういう時こそくじけないで
と言い聞かせる。
諦めないで!と同じくらいくじけないで!が好きになった。