90歳を越えてから本格的に詩を始め
大ベストセラーを記録した女性の物語
何といってもこの映画の最大の見所は三世代の女優が
お肌ツルッツル 大画面?余裕っしょ
この美貌はスクリーンでお楽しみ頂きたい。
芦田プロにコメントなんて不要。
御三方揃った時は火花バチバチ飛び散らせてたんじゃないかと心配で夜も眠れない!
八千草さんと壇れいさんは元タカラジェンヌでアレだろうし
まなちゃんなんて最近映画専門女優みたいなもんっしょ?
ほら、ハリウッドデビューも果たしちゃってねぇ
うん。やっぱり何か感じるものがある。
とは言え、2時間以上ある映画を彩った女優様方。華がある
この物語の主人公である詩人トヨさんの幼少から中年、そして70~100歳までを演じられています。
トヨさんの詩は良い意味でポエムっぽくなく
真実味があり、すんなり入って来る。
彼女の人生は決して穏やかなものではなかった。
特におしん時代なんて壮絶、親父の借金のかたに結婚させられ出戻り
空襲を家族で凌ぎ、ようやく良い人と結婚!息子を産むも子供はろくでなしで
今でも世話ばっかりかけさせられる。
そんな時に詠まれる詩が競馬。
「競馬」
先に走っている馬よりみんなの後に居てここぞという時に風を切って
必死に追い込んでくる馬が好き
がんばれ がんばるのよ
私はテレビに叫ぶ
始めはビリでもやれば一番になれる
貴方だってきっと出来るわ
幼少時代の映像と昭和の新婚時代の映像はなぜか泣けてくる。
試写でも号泣している人多数
この映像を見るだけでもお金払う価値があるのではないかと思うほど。
壇れい様、お美しい!美し過ぎる!
あんたは映画女優だよ、キレイだよ、ほんと。
ちなみに八千草さんの若かりし頃
どことなく壇れいさんと似ているような
映画はトヨさん以外の人物にもスポットが当てられており
途中ダラけてしまうがトヨさんのお話に戻るとそれはもう惹きつけられる。
帰り、シネコンのすぐ外にあるバスの停留所まで行くと
「ここには停まりません。次の停留所まで歩いて下さい」
という看板が
こういう時こそくじけないで
と言い聞かせる。
諦めないで!と同じくらいくじけないで!が好きになった。