5月團菊祭に期待

五月の歌舞伎座は團菊祭。久しぶりの成田屋出演である。
大成田は、歌舞伎十八番「外郎売」一本である。若成田のほうは、続いての欧州公演の練習もあって、「藤娘」を出す。「二人道成寺」「鏡獅子」とは違い、今回のは初めから終わりまで女形である。

團十郎の病気のほうは、もう大丈夫なのだろうか。完治することが難しい病気だから、くれぐれも用心してほしい。成田屋のHPでは、「『和の学校シンポジウム　伝統文化とこれからの社会』という催しが、３月25日(土)午後２時から、京都国際会館(京都市左京区宝ヶ池)にて開催されます。パネルディスカッションのパネリストとして、團十郎も参加させていただく予定です。」と出ている。
十一世と違って、なかなか弁も立つ役者だから、舞台以外でも顔を出すことが少なくない。