ebi's Historia

海老の史実

金はいらん

2005-09-21 | other
俺は中学校の時からよく相談屋さんにされていた。

恋愛・勉強・スポーツ・習い事・友達関係・遊びなど中学校の時はこんな感じで

高校に入ると将来の事なども相談されるようになり

大学や専門学校に入ると人生観なんかも盛り込まれてくる。




高校の時ぐらいからかな

「お茶おごるからお願い。相談に乗って」とか「お酒おごるから話聞かせてくれない」とか言われるようになったの

電車の中で相談に乗っているときに相手の駅はとっくに過ぎてるのに俺が降りる駅まで電車に乗って俺の話を聞いて、

俺の駅に着いたら反対方向の電車で帰っていったやつもいた

大学・専門の時には「海老の話は金が取れる」ってよく言われた



でも、そこにお金を絡めている以上俺は無口になる

「普段、俺に感謝の意を込めて(同級生なのに)おごりたい」と言われた時にどうしても断れなくなった場合だけ

相手の気持ちを酌んでおごられる時があったぐらい。




人が人に相談や話をする場合、聞く場合には絶対お金を絡めてはいけない

自分の思考や理論をお金で売っている、対価をつけるという事で「止めた方が良い」というのも少しあるが

お金が絡むと必ず思考や理論・公平性・客観的見らない等歪みが生じるからだ


「相手が良く思うような話をしよう」
「もっと人気者になる話をしよう」
「おごったのにこんな話かよ」
「ちょっと海老さん、○○さんを贔屓してない?もっとわたし側の話をしてよ」


必ずこういう感情が相手にも自分にも出てきて歪みや公平な立場で話が出来なくなる。

だから俺はおごるのも、おごられるのも大嫌い



「俺はお金やおごられる為に話をしてるんじゃない!」

「俺は状況を見て判断して分析し、取るべき行動・取れるべき行動を列挙するだけだ」

「それを信じるのも、決定するのも、実行するのも全部お前であって、本当に凄いのはお前なんだ!」

「俺は口先だけでそれ以外何もしていないからな」

って色んな人に叱った覚えがある・・・・・・・・



細木数子とか新宿の母とかいるけど、俺は信用できない

だってあの人達は商売だもん

その相談には少なからず「損得」が入っていて、

その人達を俺は卑下する事しか出来ない。



かつてユーミンが爆発的に売れたあとに起こった現象に似た感じだね

ユーミンは本当に歌いたい歌を歌っていたが周りが期待しすぎて

「歌いたい歌」じゃなく「売れる歌」を歌ってしまったあの感じ



自分の趣味を商売にしたりすると、本当にその趣味を楽しむ事が出来なくなるって言う人いるよね

そんな感じ