加計問題が少し動き始めました。
漸く文科省がメールの存在を認め、文科省vs内閣府の構図に。
当然のように、内閣府は否定しています。
仮に他の物証等が出てきたとしても、藤原審議官が勝手に「忖度」して文科省に指示したことにしてしまうのが、一番簡単な落としどころでしょうか。
例の森友問題で渦中の人となった経産省の女性ノンキャリ官僚、谷さん。
だまり通したお陰で、イタリアでしたっけ口封じで弾き飛ばされました。
でもこれは栄転だとういうのが業界の常識なんだそうです。
藤原審議官もこのままシラを切り通せば、何処かへ「栄転」するんでしょう。
異動が見ものです。
加計問題は結局真実が晒されないまま消えていくのでしょうか。
確かにある「真実」が、あたかも無かったようにされて「現実社会」は存在し続けるワケですね。
まるで1Q84のパラレルワールドです。
誰もが真実は1つと思い込んでいますが、真実は人それぞれにあるものなんだとしたら。
正に解釈こそ現実ですね。
卑近な例を挙げれば、小出恵介の件を相変わらずテレビのワイドショーは取り上げ続けていますが、隔靴掻痒。
ネットでは既に完璧に晒されている現実が、全てオブラートで覆われてしまっています。
ネットが伝える現実と、マスメディアが伝える現実。
明らかに2つの世界が平行して進んでいます。
でもマスが伝える去勢された事実に、誰が興味を示すんでしょうか。
スピード規制のないネットメディアの危険な快感を知ってしまうと、法定速度を守り続けるマスメディアなどなんの面白味もありません。
国民がお上品に受け入れているマスが伝えるこの世界の真実。
ネットが伝える毒も孕んだ危険な真実。
どっちがリアルなんでしょうか・・・。