気まぐれロンリー 人生リボーン!

旅好き酒好きオヤジのロンリーライフ。
風に吹かれて何処をさすらう。
明日はいずこの草枕。

鴇色の夜は更けて

2017-06-08 18:16:22 | 日記

草木もなびく佐渡ヶ島。

新潟の港からジェットフォイルで1時間かけて行ってきました。

オジサン4人、全員初上陸です。

 

佐渡に着いたのは7時過ぎ。

降り出した雨の中☔️ホテルにチェックイン。

 

一服して飲みに出ました。

宿の近くに店はなし。

タクシーで飲屋街へ。

運転手さんに教えてもらった居酒屋は、空いていればラッキーという人気店。

やっぱり満席でした。

 

仕方なく、そぼ降る雨の中フラフラと酒場放浪記。

路地で見つけた赤提灯は「天下一」というお店。

 

入った瞬間、失敗したかなと思いました。

でも、今更。

座敷に座ったオジサンたち。

店のお姉さまが教えてくれました。

「この店メニューないのよね。カウンターに並んだものを適当に持ってくるんで」

いわゆる「おばんざい」ですね。

 

この時点でも、まだ頭にはクエスチョンマークがありました。

オジサンAが焼酎のお湯割を頼むと「お湯沸かすから時間かかりますよ」と言ったり、日本酒を頼むと、冷酒だか常温だかゴッチャになったり。

 

でも、盛り合わせて出てきた料理を食べてクエスチョンマークは吹き飛びました。

美味しかったんですね。

宮崎生まれというお姉さまのお母さまが作ったおばんざい。

なかなか良い味でした。

 

せっかく佐渡に来たんだから刺身はないの?と尋ねると、つぶ貝ならあるという答え。

頂きました。

これがまた旨い。

 

日本酒が進み、時間も進み、客はいつしかオジサンたちだけに。

翌日の佐渡観光話に途中からお姉さまも加わり、一緒に飲んで盛り上がりました。

話題の中心は朱鷺。

鴇色の羽根を優雅に広げて飛ぶ朱鷺。

「いつ何処で見られるとは言えないけど、何処にでもいる」と仰るお姉さま。

翌日の佐渡ドライブでも、もしかしたら自然の朱鷺が見られるかも。

そんな期待が生まれた夜でした。

 

因みにお姉さまはアラフィフの姐さんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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