愛原実花さん、雪組娘役トップ就任

　本日、次期雪組娘役トップが発表になった。研５の愛原実花さん。お芝居のうまさに定評のある人。とりあえずトップが決定してよかった。現在の月組のような娘役トップ不在は、どうも落ち着かない。みなこちゃんは、ミズさんとかなり学年差はあるが、誠実で真面目に舞台に打ち込むミズさんの胸を借りて、大きく花開いてほしい。

　バウや青年館公演でのみなこちゃんを見たことがない。思い浮かぶのは「エリザベート」の氷のようなマデレーネ、「ソロモンの指輪」のシマウマだろうか？（「君を愛してる」は忘れてしまった。）その程度の認識なので、みなこちゃんのことを語る資格はないが「お芝居がうまい。」との評判はよく聞く。お父様が劇作家のつかこうへいさん。きっと幼い頃から、演劇が身近なものだったのだろう。

　研５で、本来ならまだまだ新人公演でキャリアを積む時期なのだろうが、歌劇団が彼女の才能を見込んで抜擢したと思う。「芝居の雪組」の伝統を受け継ぎ、プレッシャーに負けないで、実りある花を咲かせてほしい。
　
　愛原さんのトップ就任とは関係ない追記。
２月８日（日）が月組東京公演の千秋楽。翌９日の夕方には「エリザベート」の制作発表会が都内であった。すごい激務！歌劇団首脳部の方へ。ジェンヌさんも人の子。どうかしっかり休養も確保してあげてください。愛原さん、凪七さんはこれから何かと気苦労も多いはず。彼女らのメンタル面も含めた健康管理をよろしくお願いいたします。