
「ベルサイユのばら」が連載40周年を記念して、各地でコミック原画・アニメのセル画・宝塚の舞台再現などの展覧会を行っている。ぜひ本物の原画を見たくて会場に足を運んだ。


入口にある「オスカルと一緒に写真を撮ろう」コーナー。
展示されている原画の数に驚いた。通し番号で約140枚。どの絵にも妥協を許さない池田先生の魂、そして勢いが感じられた。1枚の絵を仕上げるのに、数種類のペンを使い分ける。星が飛ぶ目は、描き間違いは許されない。オスカルのブロンドヘアの色艶の線1本1本を描くのは、かなり大変な作業だったはず。キラキラ感を出すために、ホワイトが効果的に使われている。付けたホワイト部分が盛り上がっているのがわかる。とても40年前に描かれたとは思えない絵の数々。これを毎週描いていたのかと思うと、当時の池田先生は休む間がなかったはず。加えて懸賞プレゼント用の絵などもあったから、通常の連載漫画を仕上げるだけでなく、相当忙しかっただろう。
最初の展示コーナーは表紙に使われた当時の週刊マーガレットとその原画。マーガレットはガラスケースの中に納められていた。「郷ひろみ物語」とか、西谷祥子先生、志賀公江先生、柴田あや子先生のお名前を発見した時、一気にあの頃にタイムスリップした。柴田先生、好きだった。新米美容師がコンテストで奮闘するお話があったっけ。「まゆ子の季節」だった。あぁ、懐かしい。
ほんのりピンク色、そしてふっくらしたオスカルの唇が艶っぽい。オスカルが愛を告白する場面の、アンドレの目がとても優しい。出動の朝「前進」と言って衛兵隊を率いる姿の凛々しさが、見開きで描かれていて迫力満点。どの絵もほとんど失敗個所がない。原画展だけでも来年もやってほしい。原画を通年鑑賞できる記念館を建ててほしいなぁ。そして定期的に展示作品を入れ替えてもらえたら嬉しい。



宝塚コーナーは撮影可。華麗な舞台を再現。シャンシャンも触れる。スイッチを押したけれど、豆電球は点かなかった。グッズ売り場には素敵なカラー版画が数種類あったが、お値段が29,300円。泣く泣く諦めた。
原画から伝わってくる迫力と、池田先生の筆使いそして息遣いに感動。機会があったらまた見たい。


入口にある「オスカルと一緒に写真を撮ろう」コーナー。
展示されている原画の数に驚いた。通し番号で約140枚。どの絵にも妥協を許さない池田先生の魂、そして勢いが感じられた。1枚の絵を仕上げるのに、数種類のペンを使い分ける。星が飛ぶ目は、描き間違いは許されない。オスカルのブロンドヘアの色艶の線1本1本を描くのは、かなり大変な作業だったはず。キラキラ感を出すために、ホワイトが効果的に使われている。付けたホワイト部分が盛り上がっているのがわかる。とても40年前に描かれたとは思えない絵の数々。これを毎週描いていたのかと思うと、当時の池田先生は休む間がなかったはず。加えて懸賞プレゼント用の絵などもあったから、通常の連載漫画を仕上げるだけでなく、相当忙しかっただろう。
最初の展示コーナーは表紙に使われた当時の週刊マーガレットとその原画。マーガレットはガラスケースの中に納められていた。「郷ひろみ物語」とか、西谷祥子先生、志賀公江先生、柴田あや子先生のお名前を発見した時、一気にあの頃にタイムスリップした。柴田先生、好きだった。新米美容師がコンテストで奮闘するお話があったっけ。「まゆ子の季節」だった。あぁ、懐かしい。
ほんのりピンク色、そしてふっくらしたオスカルの唇が艶っぽい。オスカルが愛を告白する場面の、アンドレの目がとても優しい。出動の朝「前進」と言って衛兵隊を率いる姿の凛々しさが、見開きで描かれていて迫力満点。どの絵もほとんど失敗個所がない。原画展だけでも来年もやってほしい。原画を通年鑑賞できる記念館を建ててほしいなぁ。そして定期的に展示作品を入れ替えてもらえたら嬉しい。



宝塚コーナーは撮影可。華麗な舞台を再現。シャンシャンも触れる。スイッチを押したけれど、豆電球は点かなかった。グッズ売り場には素敵なカラー版画が数種類あったが、お値段が29,300円。泣く泣く諦めた。
原画から伝わってくる迫力と、池田先生の筆使いそして息遣いに感動。機会があったらまた見たい。