ブレーメンで狭い小路を歩いていたら、テディベアショップを見つけました。
テディベアの故郷はドイツ。2002年に満100歳の誕生日を迎えました。生みの親は南ドイツに住んでいたマルガレーテ・シュタイフ。彼女は小児マヒを患っており歩行困難な状態でした。1877年、自立のために縫い物の店を開き、1902年、最初の熊のぬいぐるみを完成。時のアメリカ大統領テオドア・ルーズベルトのニックネーム「テディ」をもら . . . 本文を読む
ブレーメンは小さい街。狭い小路を歩いていくと、手工芸品の工房やアンティークの店・レストラン・博物館などに行き当たります。写真は、とあるレストランの飾りつけ。中庭に面した窓辺で、2匹の猫が食事を楽しんでいます。メルヘンの街ならではの遊び心あふれるディスプレイ。どこでどんな飾りつけに出くわすか予想できず、なかなか面白いです。 . . . 本文を読む
19世紀、言語学者のグリム兄弟が民話を収集して童話を編纂しました。その一つに「ブレーメンの音楽隊」があります。老いぼれたロバ・犬・猫・おんどりがブレーメンに行って音楽隊に入ろうとしますが、途中の村で泥棒の家を発見。みんなで泣き叫んで泥棒を追い出し、その家で仲良く暮らしたと言うお話です。
写真はブレーメンの市庁舎西側にある4匹の像。物語のクライマックス、泥棒の家に押し入るために、4匹が小さい順に . . . 本文を読む
再びツェレ中心部。夏のヨーロッパはオープンテラスが多いです。日中の最高気温が25度前後で日が長いですから、外で食事する気になれるのでしょう。日本の夏だったらありえないことです。熱帯のような猛暑の中、誰が外で食事をするでしょうか?そもそもヨーロッパになぜオープンテラスが多いのか調べたところ、昔からお金持ちは家を建てる時、1階に出窓を設けていたそうです。そしてそこに座り、通りを行きかう人を眺めてい . . . 本文を読む
中世の面影が残るクヴェントリンブルク市の旧市街。
ここは世界遺産に指定されています。10世紀初頭、ハインリッヒ1世によって城が築かれて以来、1200軒の歴史的建造物が今も当時のまま残っています。
マルクト広場にある市庁舎を中心に細い路地が交錯し迷路のようです。
写真は教会裏手にあるレストラン。グレーの石壁に赤いインパチェンスがとても綺麗だったので思わず撮影。
迷路のような通りをさまよっている . . . 本文を読む
ツェレで一番大きい木組みの家、ホッペナー・ハウスです。
1532年建造。日本は戦国時代です。信長の時代にドイツでは一般市民がこんなにこぎれいな家を建造し、そこに今も人が住み、立派に家本来の目的を果たしていることがすごい!1階は洋品店。
木組みの家は上の階に行くほど、前にせり出して面積が広くなっています。これは当時1階の間口の広さに応じて課税額が決まったからだとか。京都と似ていますね。壁が色鮮や . . . 本文を読む
今回の旅でもっとも楽しみにしていた訪問地の一つが写真のツェレです。
別名「北ドイツの真珠」とも呼ばれるこの街は運良く戦災を逃れた結果、約450軒の木組みの家が現存しています。築500年以上の家もあります。これらの家が単に見世物として保存されているのではなく、今でも商店やレストランとして使われていることが驚きです。例えばマクドナルドもありましたが、外壁を落ち着いたこげ茶色に塗り、周囲との調和を図っ . . . 本文を読む
ハノーファー市内のヘレンハウゼン王宮庭園です。1692年から1714年までの間、ハノーバー選帝候夫人であったソフィーが造らせたもので、4つの庭園から成ります。彼女がヴェルサイユ宮殿を見て強烈な印象を受け、自分の故郷にフランス様式にならって造園させました。「ヘレンハウゼン庭園は私の命!」と、姪に手紙を書くほどの入れ込みようでした。どおりで幾何学模様の、どこかヴェルサイユ宮殿の庭園を思わせる雰囲気が . . . 本文を読む
宙組公演を観劇するのは久しぶり。今回は新トップコンビのお披露目と宙組発足10周年と言うことで、劇場ロビーにはたくさん写真が飾られていました。
さてお芝居の「バレンシアの熱い花」は30年前の作品で、やや時代を感じさせるものの結構楽しめました。オープニングはかっこいいスパニシュダンス。宙組の男役さんは身長が高いので、見栄えがします。大和さんも大健闘。相手役の陽月華さんは、まるでスペイン土産のフラ . . . 本文を読む
(14)で紹介した新市庁舎の斜めに傾いたエレベーターに乗り、展望台から見たハノーファー市内です。手前に見える湖は人造湖のマッシュ湖。ハノーファーは世界最大の国際見本市が頻繁に開催されるだけあって近代的な市です。また写真で見てわかるように緑も多く、環境にも恵まれています。広島市と姉妹都市です。市庁舎の1階には、過去から現在までの市内の様子が、ジオラマで再現されています。 . . . 本文を読む