今年の秋、宝塚月組が明日海りおさん主演で「春の雪」を上演する。原作は三島由紀夫氏の「豊穣の海 第１巻」。内容は大正期の華族世界に於ける禁断の愛。でもこれはちょっと滑ると、安っぽい昭和の昼メロになりかねない。（以下ネタバレ注意です。）
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まさきさん＆ちゃぴの新トップコンビお披露目公演。若さが売りの新月組体制。メインキャストも良かったけれど、役名のないチーム・モンタギューとキャピュレットの生徒さんたちが、熱いダンスと歌を魅せてくれた。青と赤に分かれた両家の激しい歌と踊りなしに、この作品は成り立たない。
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マリー・アントワネットとエリザベートは、ハプスブルク家の多くの姫たちの中で、日本人に最も馴染みのある妃だろう。数年前は有名な星飾りを付けた肖像画が日本で公開された。今回はシシィのアクセサリーや家具類など、日常生活に実際に使用したものを数多く展示。
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相変わらずのＭ塚ワールドが展開。もはや「革命・闘士・秘密警察・拷問・反政府運動」と言った言葉が記号にしか聞こえてこない。合間合間に挿入されるちえちゃんらのダンスを楽しませてもらうことで、救われたお芝居だった。
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