Hiro Eagle

北米先住民文化伝承者、シンガー、絵本作家、アーティストetc(御依頼はお電話迄)

サンダンス

2016年02月08日 | サンダンス
 
 

本来、公開されない 神聖な儀式ですが

当時の問題作として映画の中で表現されています

スウェットロッジやサンダンスは部族によって、様々な形があり行い方も違いますが、

映画をとうして  真髄を感じる きっかけに なる方もいらっしゃるのかもしれません

 ラコタ族の伝統では 13回以上のスウェットロッジを体現し

4年間 vision questを行い sun danceのvisionを見た者が sun danceを行います

sun danceでは 8日間の内の4日間祈りのダンスを捧げます

夏至の灼熱の炎天下の下、一切の水と食べ物を摂らず断食の状態で

命の繋がりに感謝を捧げ 世界の平和 地球の繁栄 森羅万象 万物 全てに 愛と祈りを捧げます

 それもまた 4年間 おこなわなければ 成就されません 本物の神聖な力が働く 真の祈りです

sun danceに望む 人の意識によって 差がありますが (または伝統的か否かにもより)

本来は vision questの時期に悟りを得て 今生において自己の探求の完結を得たのちに

自分のためではなく 自分以外の全てに祈りを捧げる崇高な祈りです

野蛮なステレオイメージを広め 儀式を消滅させようとした アメリカの同化政策の延長にあるような動きも時代のなかで強くありましたが

イエスキリストが 十字架に貼り付けになっても 他の為に祈り続けたように

自己犠牲の 崇高な美しい 祈りを 生きて体現し続けているのです

そして 地球全体をも祈り護っています

 Way of Life

本来の祈りは 表面的な形だけでなく 行動となり体現してゆかれます

本当に大切な事は  目にみえない 形に表現 されない真髄にあります

肉体に杭を刺し 祈りを捧げるのは、人間が真の人として自然界のあらゆる命をいただき生かされている 真理に 目を塞がず 愛と敬意を持って感謝を 還す 謙虚で

あたたかな慈愛と生きつづる行為でもあります

Mitakuye Oyasin 繋がるすべての命に感謝を捧げながら生きる…

自然界では全ての命が 自然の命をいただいて生かされ いつしか自然に食べられ一部になってゆきますが、人間だけがその自然の生命連鎖の輪から離れて学びを歩んでいます

人間も更なる 霊性の学びのため 意志を持って  あらゆることを選んで

研ぎ澄まされながら宇宙を構成する 愛の重要な一部となるために生まれてきています

 

「神聖な人などは存在しない…人が神聖な行動をする時がある。」

この言葉が現すのが正に 宗教ではなく 体現する生きる道のリアルさを現してるのを感じます

煩悩を捨て 御神木と繋がりグレードスピリッツの愛と一体になったサンダンサーを

人柱として 、皆がその行為に 7世代への平和と調和を祈りを捧げます

Circle of Life

悩み 苦しみ 喜び 笑い 

真の愛に気づき 真を、生きあえるため 

研ぎ澄まされた 高度な精神性と豊かな霊性の 本物の儀式があり

真理一体の真髄の愛と調和がそこにあります

素晴らしい映画だと思いますが、

本来、自己探求の為でなく

繋がる7世代、自然、動植物、全ての生命

森羅万象 万物、宇宙

他の全てのために行うものであります

様々な形がありこのイメージが全てではありませんが

個人的にはあくまでもご参考にと思います

 サンダンス シーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


gooday to live .

2016年02月03日 |  聖なるもの

hau

tokasila wakan tanka

私は いつも
目には観えない
天地自然の生命の根源を感じている

 

陽の輝きの中に

螺旋に立ち昇る清らかなセージの煙の中に

悠久の時を経て大地が育んだ石の模様の中に

風のざわめきの中に眠る 聖なる歌の中に…

 

大いなる宇宙の神秘に感謝を捧げ 
全ての命の繋がりへ祈る

その ひとつ ひとつを 愛しく感じながら

深く 呼吸を繰り返す度に


身も心も思考も魂も

丸く 豊かに 調和してゆく

表明的な考えや争いからは離れ
あたたかく大きな力に 満たされゆく


生かされている 


感謝と共に 今日も真の光の中に在る。


伝えてゆこう

 

母なる青き星の 7世代へ 愛をこめて…