桜も、いろいろ

ジャスミ～ン、今日も穏やかでいい天気だねぇ。

だいぶ暖かくなってきたとはいうものの、ジャスミンは、座布団代わりの敷物がいるようだ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　猫敷・・・毛だらけ

それでも、風呂場の窓から外を見る時は、今ではビニールのカーテンを頭で押しのけて、
直接外の、春の空気を嗅ぎたいらしい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～


これでいいですかぁ？



ビニールのカーテンを開けてやる。

我が家の裏側……風呂場の窓、奥の部屋の窓からは、手の届くところまで桜の木が迫ってきている。



今、ウチのまわりでは、ソメイヨシノ、枝垂れ桜、八重桜が一斉に咲き誇って、ピンク色の濃淡が重なり、それは綺麗だ。

ところが、ウチの桜（勝手にウチのものにしているが）は、なにやら地味。

ずっと葉っぱばかりだったので、え？花が咲かない内に、もう葉桜か？と心配していた。

う～む、我が身を見るようだなぁ……。
 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はぁ～い


そこで賛成しなくてよろしい。



でも私は、この葉っぱ付の、素朴な桜が気に入っている。



そして、遅ればせながら２日ほど前からチラホラ咲きはじめ、今では白っぽい花をいっぱいに咲かせている。

そして、なんと！　今頃初めて知った…真実！



ウチの木は、「ヤマザクラ」という看板をぶらさげていた！

早速ネットで調べてみる。



野生の桜の代表選手だそうだ。　そうか、自然のままなんだ。
そして、桜の仲間では、寿命が長く大木になる、とある！

ウチの木が……。　なんだか嬉しい。　

パッと華やかでなくても、葉っぱの緑清々しく、長く生き続けるヤマザクラ。



それにしても、去年までこうしてじっくり木を見たことがなかったことに、逆にびっくりする今日この頃である。


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