朝、いつものように出勤前15分ほどジャスミンとじゃらしで遊ぶ。
さてと、時間が来たのでガスの元栓を閉めて……。 ハッと気づいた!
今日は古新聞の回収日だ!
念の為カレンダーを見ると「古新聞」とメモってある。
わ! 大変!
何も用意していない。
いつもは前日の夜にひもでくくって準備しておくのに、今日は何もしていない。
時間がない。 今日はやめるか・・・。
いや、やめると次の回収は1ヶ月後だ。
よく考えると、いつも会社には始業時間よりもずいぶん余裕がある時間に到着している。
時間があるといえばあるわけだ。
よし! 肩にかけていたバッグを下ろす。
ベランダに置いている新聞ストッカーから少しずつ新聞を部屋の中に入れる。
その都度ガラス戸を開けたり閉めたり。
一瞬の隙を見て、ジャスミンが「何?何?」とベランダに出てきそうになるからだ。
ベランダから締め出すと、部屋の中に入れた新聞の山は崩すは、新聞は噛み噛みするは。
そのまた後の、新聞の束を荷造り紐で結わくのが、もう~~~~大~変~~ッ!
「今、ね、ジャスミン、それどころじゃないんだから。 遊びじゃないの!
これ、ね、急いでるの! ちょちょっとぉ~、ここね、十文字にくくりたいのね。
だから、そこ、そこくわえられたら・・・・・もう! 引っ張っちゃだめ!
・・・んもおお・・・・時間ないんだからぁ・・・!!!」
そして、ゆるゆるズルズルの新聞の束を出したのでした。
だって、もっと遊んでほしかったんだもん。
ごめんね、いつも忙しくて。
さてと、時間が来たのでガスの元栓を閉めて……。 ハッと気づいた!
今日は古新聞の回収日だ!
念の為カレンダーを見ると「古新聞」とメモってある。
わ! 大変!
何も用意していない。
いつもは前日の夜にひもでくくって準備しておくのに、今日は何もしていない。
時間がない。 今日はやめるか・・・。
いや、やめると次の回収は1ヶ月後だ。
よく考えると、いつも会社には始業時間よりもずいぶん余裕がある時間に到着している。
時間があるといえばあるわけだ。
よし! 肩にかけていたバッグを下ろす。
ベランダに置いている新聞ストッカーから少しずつ新聞を部屋の中に入れる。
その都度ガラス戸を開けたり閉めたり。
一瞬の隙を見て、ジャスミンが「何?何?」とベランダに出てきそうになるからだ。
ベランダから締め出すと、部屋の中に入れた新聞の山は崩すは、新聞は噛み噛みするは。
そのまた後の、新聞の束を荷造り紐で結わくのが、もう~~~~大~変~~ッ!
「今、ね、ジャスミン、それどころじゃないんだから。 遊びじゃないの!
これ、ね、急いでるの! ちょちょっとぉ~、ここね、十文字にくくりたいのね。
だから、そこ、そこくわえられたら・・・・・もう! 引っ張っちゃだめ!
・・・んもおお・・・・時間ないんだからぁ・・・!!!」
そして、ゆるゆるズルズルの新聞の束を出したのでした。
だって、もっと遊んでほしかったんだもん。
ごめんね、いつも忙しくて。