一般国道167号(第二伊勢道路)の供用開始日が決まりました
一般国道167号は、志摩市を起点として伊勢市に至る延長約27kmの幹線道路で、
伊勢志摩地方の産業・観光・生活に非常に大きく貢献しています。
しかし、近年の自動車交通の増大により、観光シーズン等では慢性的な交通混雑をきたし、
円滑な通行に支障をきたしていました。
そのため、三重県では、一般国道167号(第二伊勢道路)の整備を進めてきましたが、
このたび供用を開始する予定日が決まりましたのでお知らせします。
この第二伊勢道路の開通により、既存の交通流の転換を図ることができ、
適切な交通機能分担となることに伴う混雑緩和や交通事故の減少をもたらすとともに、
巨大地震や災害時の避難道路として、またその際の緊急輸送道路としての役割が期待されます。
(1)供用開始予定日
平成25年9月14日(土) (一般供用開始 午後3時頃)
(2)開通区間
国道167号鳥羽南・白木インターチェンジ(鳥羽市白木町地内)から
伊勢二見鳥羽ライン松下ジャンクション(伊勢市二見町松下地内)まで
(3)事業概要
延 長 L=7.6km
幅 員 車道3.25m×2車線(4車線計画の暫定2車線)
事業期間 平成8年度から平成25年度
事 業 費 約315億円
主要構造物 鳥羽河内トンネル(L=3,260m)
河内橋 (L=413m)
(4)時間短縮効果
○鳥羽市白木町(国道167号鳥羽南・白木インターチェンジ)から
伊勢市二見町松下(伊勢二見鳥羽ライン松下ジャンクション)までに
要する時間は、現在の国道167号を利用した場合に比べて
約20分弱の時間短縮が図れます。(所要時間27分が9分に短縮)
○志摩市から津市方面へは、従来伊勢磯部線(伊勢道路)を利用していましたが、
この道路を供用することによって、
混雑している内宮前の宇治浦田交差点を経由しなくてよくなり、
時間短縮が図れます。
三重県公式ウェブサイトより
式年遷宮、遷御の儀に間に合いました!
鳥羽二見ラインへのジャンクションまでは料金不要
伊勢自動車道や国道23号線から志摩方面へ
ますます便利になります。