「わかりやすい」とよくからかわれるのですが、
若い女性が遊びに来ると、その子が可愛かったりしたら尚のこと、
ふだん無愛想な私の態度が一変するらしいのです。
・・・らしいのです。なんて気取らなくたっていい。
ハイ、自分でもわかるくらい態度が変わります。
漫画的な描写をすれば、目が大きなハート形になって飛び出し、
犬のようにヨダレを流しながらハアハアする。
越えは上ずり、冗舌になる。
手取り足取り口移し。
伸びない手が伸び、動かない足が動き、利かない気が利くようになる。
目じりが下がって必要以上に親切になる。
オバサンだと気づいていても知らんぷりを決め込むのとは雲泥の差。
”恥ずかしくないんですか (-。-;)”とたしなめられますが、
根が正直でウソがつけない身体的な反応だから、どうしようもないんです (--;)
”もっと冷静で理性的な人かと思っていました (>_<")”と言われても、
偽善的な態度で澄ましてしるより、かわゆいと思います (^_-)-☆
それにしても「かわゆい」って何なんだって考えます。
・・・結果、「かわゆい」は「かゆい」であると、決まりました v(=∩_∩=)
「かわゆい」子が私に「かゆい」を触発するんです。
「かわゆい」子が私をムズムズ痒くさせる。
掻かずにいられない。掻く。
おさまってもまた痒くなる。掻く。前より強く掻く。
この痒さをもっと感染してもらいたくて、迫る。
ああもうかわゆいんだか、かゆいんだかわからないくらい掻く。
痒いのはどこまでも自分の身体が痒いのであって
かわゆい子の身体が痒いのではありません。
他人の痒みがわかるわけがありません。
もちろん痒いから掻いてと頼まれれば、喜んで掻いてあげますが。
ところが症状が亢進すると、
この「オレの痒みがどうしてわからないんだ」となるんです。
いわゆる可愛さあまって憎さ100倍ってヤツです。
オレの痒みがわからないのか!って騒ぐ迷惑なヤツです。
・・なんだか、酔っ払いが管を巻いてるようです。
萌えっ!!