江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

金澤翔子さんの書

2012年02月29日 | 文化・芸術
剣持さんのコメントにもう一つ応えたいと思います。
6年前、彼から1冊の本を送られました。
小柏龍太郎君のことを書いた『トバシ!』という本でした。
そのことをブログにも書きましたのでお読みいただければ幸いです。
「トバシ!」(2006年7月11日ブログ)

私の父は昔、新津市内で子供たちに書道を教えていました。
その影響で私も小さいころから筆を持たされ、自分で言うのもなんですがかなりのレベルにまで行きました。
今年のNHK大河ドラマ「平清盛」の題字を一目見て「凄いなあ」と感じ入りました。
誰が書いたんだろうと思っていたら後日、金澤翔子さんというダウン症の女性が書いたものだと分かりました。
その時思い出したのが小柏龍太郎君のことです。

曇りのない真っ直ぐな表現力が見るものを感動させるのでしょうか。
金澤さんは凄い努力もされたことでしょう。
訴えかける力のある素晴らしい書だと思います。

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1 コメント

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がんばらない (m-kenmochi)
2012-02-29 18:39:23
金澤翔子さんの力強い書は、若き清盛の勢いを感じました。


書といえば、98年、長野冬季五輪が展開されていた時、障害者の芸術の祭典、長野アートパラリンピックで入賞した作品に現在の上田市真田町「風の工房」の利用者西沢美枝さんの「がんばらない」がありますね。その後、諏訪中央病院の当時院長だった鎌田實先生が書いたエッセイ本のタイトルにもなり、この言葉の必要性をつくづくと感じ、その意味する背景には、真の社会の回復を示した顕れだったのではと思いました。

まちづくりは、健常者だけでなく、すべての人々が参画することによって築くことができる。

その願いをしっかりと受け止めることができました。
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