鳥・鳥・鳥

『日本の鳥618』-山と渓谷社-VHS『日本百鳴鳥』『日本の珍鳥』-シンフォレストDVDの撮影者佐藤進の妻が書く鳥雑記

オーストラリアセイタカシギ

2000-09-15 | バードウォッチング
今年の夏休みは(8/11~8/15)シドニーへ行ってきました。
「野鳥の会」のメンバーの方にシドニー在住の鳥キチGUY,Allan(アラン)氏を紹介していただき、シドニーでのバードウオッチングを楽しんできました。
オーストラリアには日本では野鳥としては見られない、インコ類、また有名なワライカワセミがたくさんいます。
姿に似合わず大きな声で鳴いています。

このオーストラリアセイタカシギは、シドニー空港の近郊で撮りました。
アラン氏が、この場所に必ずいると案内してくれました。
日本で観察されたものと違って、色鮮やかでとてもきれいでした。4~5羽でいる姿は感動ものでした。

この日はアラン氏に1日お付き合いいただいて、オーストラリアの鳥づくしを楽しみました。
朝8:00に出発し、まず、センタニアルパークで「キミミクロオウム」「カタアカチドリ」「ニオイガモ」「タイワンセッカ」などを観察。

10:00頃に「モーニングティ」。こちらの方々は皆さん車に、ポットとコーヒー、クッキー、果物、お昼のサンドウイッチとフル装備でした。
空港 近郊でオーストラリアセイタカシギを撮ってから、ロイヤルナショナルパークへ。
広大な面積にまずびっくり!ここでランチを楽しんでから、探鳥に 草木をわけて 川沿いに入っていきました。
ここは日本ではない、と実感したのが、青い色のものばかり集めてメスを誘う「アオアズマヤドリ」の「東屋」を見た時です。
2~3m位の広さの地面に青い色のもの(ビンの蓋らしきもの・ガラスの欠片?)が散らばり、藁屑のような葉の茎を立てかけるようにして「東屋」をちゃんと作ってあるのです。
ここの主は留守でしたが、ここでメスの気を引いて、子育ての巣は別にあるのだそうです。
帰りにここを通った時、高い木の上でアオアズマヤドリが居たのですがあまりきれいに撮る事はできませんでした。
コトドリなど かなりの数の鳥たちと出会いました。
カワセミは青が強く出ているようです。(日本では緑色が強い)

午後のティを囲んでから、海岸へ。
ペリカンがあちこちに見られました。大きな身体の割にはかわいく見えて、いつまでも見ていたく思いました。
そして、オーストラリアの鳥たち(Ozzie Bird)とお別れしました。

 私がこのコーナーでこだわっているテーマが ひとつ あります。それは、日本で観察された事のある鳥を掲載する事です(一度でも)。
外国にはカラフルできれいな鳥がたくさんいて、ここにご紹介すれば彩りが良く、引き立つのですが、そんな訳で、海外へ行って来たと言っても あまり変わり映えのしないものになってしまいました。
きれいに撮れたものは、お見せしたいと思いますので、クリックして見て下さい。