鳥・鳥・鳥

『日本の鳥618』-山と渓谷社-VHS『日本百鳴鳥』『日本の珍鳥』-シンフォレストDVDの撮影者佐藤進の妻が書く鳥雑記

コマドリ(駒鳥)

1998-01-15 | バードウォッチング
ヒタキ科で、屋久島以北、北海道まで夏鳥として繁殖します。
低山帯から亜高山帯位の高さで、薮の多いところに棲み、明るい林よりむしろ暗い苔むした林を好みます。

チッキッキッまたはチキッキッ、クリリリと鳴き、ピッ、キャラララララと良く響きわたる声でさえずります。
このさえずりをヒン・カラララッと聞きなして、馬のいななきに似ていることから、コマドリの駒と名がついたことをご存知の方もいらっしゃると思います。

5月中旬、奥多摩にある「都民の森」で夫がビデオ撮影したものです。
かん高いさえずりを頼りに近づいていきました。
この鳥は高い木にはとまらないので、地面に目を凝らしていると、河原の苔のついた岩の上で木漏れ日のなかにいました! こちらが近づいたことに気付いているのかいないのか、結構長くいてくれました。

「都民の森」は自然が整備され、ハイキングなど、バードウォッチングに限らず、いろいろ楽しめて気持ちのいいところです。