鳥・鳥・鳥

『日本の鳥618』-山と渓谷社-VHS『日本百鳴鳥』『日本の珍鳥』-シンフォレストDVDの撮影者佐藤進の妻が書く鳥雑記

オオルリ(大瑠璃)

1998-09-15 | バードウォッチング
スズメより少し大きい青い(瑠璃色)鳥。
夏鳥で5・6月によくさえずり、深い森林の谷間や渓谷などが住みか。樹上性で、突き出した枝や、まわりが広く開けた枝に止まって、飛んでくる虫に飛びついたり、追い回したりして元の枝に戻ってきます。

このプリントは、おなじみの<都民の森>で昨年夫がビデオ撮影したものです。
木屑を敷き詰めた道を右へカーブしたところの、左の谷間の、横に伸びた枝に、待ってましたとばかり、こちらを向いて止まっていました。
こちらのほうがびっくりして足を止め、オオルリが飛び立たないようにと、固まってしまいました。

子どもの頃、「赤い鳥小鳥、なぜなぜ赤い、赤い実を食べた。青い鳥小鳥、なぜなぜ青い、青い実を食べた」と歌ったことを、色鮮やかな鳥を見るたびに思い出します。
自然の力を何かにつけ見せつけられますが、美しさにおいても、人間の芸術はまったくかなわないと思います。
本当に青と白のコントラストが綺麗な鳥です。