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今日の誕生花は『ヘリオトロープ』です。
参照:ダレトク雑学トリビア
分類:ムラサキ科キダチルリソウ属
学名:Heliotropium arborescens
和名:木立瑠璃草(キダチルリソウ)
別名:香水草(コウスイソウ)、匂ひ紫(ニオイムラサキ)
英名:Heliotrope, Cherry pie
原産地:ペルー
色:紫、白など
開花時期:5〜10月
花言葉:献身的な愛、忠誠、夢中、熱望、献身
名前の由来:
学名のHeliotropium(ヘリオトロビウム)は、ギリシア語の「helios(太陽)」+「trope(向く)」を語源とし、太陽に向かって花をひらくという意味がある。
香りが似ていることから、英米では「Cherry pie(チェリーパイ)と呼ばれる。
また、フランスでは「恋の草」、ドイツでは「神の薬草」、ペルーでは「愛の薬草」と呼ばれるなど、世界中で親しまれている。
バニラのような甘い香りがするため、古くから石けんの香料や香水の原料として用いられ、これが「匂ひ紫」などの別名の由来となった。
伝承(ギリシア神話):
水の精(ニンフ)クリティは太陽神アポロンに恋をした。
しかしアポロンはレウコトエ王女と恋仲にあり、それを妬んだクリティは王女の父に密告した。
怒った王はレウコトエを生き埋めにしてしまった。
自分の行いを恥じたクリティは、9日間地面に座ったまま空をすぎるアポロンを見つめ、やがてヘリオトロープに姿を変えてしまった。
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