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今日の誕生星は『サリル・バナト・アル・ナシュ』です。
参照:Yahoo!きっず図鑑
所属:おおぐま座τ星
学名:τ Ursae Majoris
視等級:4.7
固有名:サリル・バナト・アル・ナシュ(Sarir Banat al Naash)
意味:君主の会葬者
季節:春
星言葉:デリケートさを秘めた派手さ
星座絵:
大きなクマの星座。
星座の歴史:
紀元前1200年ごろにはすでに知られていたとされる北天の星座で、プトレマイオスの48星座のひとつにも数えられている。
有名な北斗七星を有し、全天に88ある星座の中でも3番目に大きな星座でもある。
この固有名は正しくはτ星の名前ではなく、おおぐまの首のあたりにある星群に付けられた名前である。
星座の神話:
月の女神アルテミスの侍女だった森のニンフ・カリストは、大神ゼウスに見初められ、男の子を身籠った。
これを知ったゼウスの妻である女神ヘラは、激怒してカリストを熊に変えてしまった。
その姿を恥じた彼女は、深い森の中で独り身を隠して暮らすようになった。
ある日カリストは成長した息子アルカスと出会ったが、自分の母親とは知らないアルカスは熊に向かって弓を放とうとした。
これを見ていたゼウスは、母殺しの罪を犯させまいと、アルカスも熊に変えて二人の尻尾をつかむと空に放り投げた。
こうして母親のカリストはおおぐま座に、息子のアルカスはこぐま座になったが、ヘラの怒りは収まらず、大熊と小熊は地平線下に沈んで休むことを許されないまま天を回り続けていると言われている。
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