むしゃくしゃしてたので詰め込みました。
どうしたらホラーっぽくなるかなーって試してみるのは、少し楽しかったです。
9/28追記)画像の拡大ができないことを思い出しました。以下に全文を載せます。本当、むしゃくしゃしてたが故の愚痴です。気分を害する可能性がございますので、読むときはご注意ください。
僕の息苦しさも目眩も言葉にできない涙も握った拳も、誰かが分かってくれることはない。
分からないよ、分かるものか。理想と書いてユメと読む僕の生き方は破かれて、プライドも砕かれた。
ああ、そうさ。たとえ路傍の石にすら勝てない、鼻で笑われてしまうようなものだったと分かっていても。
僕には捨てられないユメとプライドだった。でもそれはもうない。破かれて、砕かれたから。
そして勝手に世の中に負い目と劣等感を背負った、こんなどうしようもない僕のことが分かるはずがない。
世界が分からなくなるのがこんなにも空しくて、苦しくて、泣きたくなることだなんて知らなかった。
どうやってみんな生きてるの? 何を考えてるの? ねえ、教えてよ!
叫びたくて、叫べなくて、結局心臓に鉛を抱え込む。子どもの頃はそれだけでキラキラしてたのにね。
大人になってしまって思う。僕の16年間は最上でも最高でもなかったかもしれないけれど、幸せだった。
あらゆる季節のイベントが、今日という日の毎日が、意味もなくただ友達と笑って楽しかった。
ピーターパンに憧れる気持ちがよくわかる。どうして子どもの時間は限られているんだろう。
時の流れとともにどこへでも行けたレールは無くなって、何も見えず、何もない変な空間に、
何も持たずに投げ出されるんだ。大人はそれを明るい未来と呼ぶけれど、いいかい?
大人を知らないのに大人になってしまった僕にはただの真っ白な闇にしか見えないんだよ。
ふざけるな! 四次元ポケットのサイズはみんな違うんだって、ねえ知ってる?
いい加減にしろと喚いたって、魔法のないこの世界じゃどうにもならないんだよね知ってる。
いつも逃げるように夢を見て、現実の胸苦しさにため息をつく。ああ、もういいさ。それならそれで。
傷つくのは嫌。痛いのも辛いのも悲しいのも全部全部全部嫌。どうすればそんな目に遭わないのか?
簡単さ、何も聞かなければいい。流して見送って、何ひとつ私の内になんか入れてやらない。
そうともさ、私の周りに流れる水を巡らせて、好きなものは拾い上げてここに置く。
嫌なものはあっさりさっぱりきっぱり流してしまえ。これで私の世界は私の好きなものだけで満たされる。
「私」が「愛する私」だけの為に「私の世界」を整えただけですが? 誰だって心健やかに居たいでしょ?
安らかに、楽しく生きたいでしょ? なのにどうして嫌な思いをしなきゃいけないの?
周りにとってはいい迷惑だねって、ンなこと知ってるってーの。けど、それがどうした。
どうして「今は我慢の時」とか「常に上を目指す」とか「成長する為によく考える」とか、
「勉強して努力しよう」とかいうことが尊ばれ、推奨され、みんなが嘯くんだと思う?
それが難しすぎて、誰もやれなくて、最も美しく正しいあり方だと信仰されてるからだよ!
ねえ、そんな風に清く正しく美しく、生きていける人間がこの世にどれだけ居るの?
なんて思ってみても、実は世界は案外まっすぐで、そうやって生きてる人間ばかりなのかもしれないね。
考えることもがんばることもやめて、所詮我が身かわいさに逃げ続ける私には理解不能。踏み入れたくもない。
私はもう夢を見ない。そんな情熱いつの間にか消えていた。嘆く私は悲劇のヒロインかしら?
観客は誰もいない。つまらないでしょう、滑稽でしょう。だって私の舞台には、演出家も裏方も役者も、
だーれも居ない。誰か助けてと希ってはいるけれど、どうせそんなの叶いはしない。
がんばれないことの何が悪い。好きなことだけしていて何が悪い。そんなのただの負け犬の遠吠えだ。
傷を舐め合う仲間すらもう欲しくない。無い物ねだりを思うだけ。ああ、ため息ばかりが重くなる。
白馬の王子様なんていない。幸せの青い鳥もいない。ネバーランドもありはしない。
メルヘンはどこまでいってもメルヘンなんだから。そうとも、現実は止まらない。大人になれという。
意味不明な言い分にも頭を下げて、たくさんの仕事に堪えて、不満も愚痴も飲み込んで、
正しい論理の前に自分の感情を折れという。心底なりたくねえと思う。
愛情深い両親に育てられ、何ものにも脅かされることなく、学もしっかり修めてれば、
全員が全員素晴らしい大人に、機械仕掛けの世の中の歯車になれるのか? なれなくて悪かったね。
自分の感情に任せるまま生きてみれば、居場所は無くなるし貼られるレッテルは『ダメ人間』。
「世界が善というものは善なのです。自分が嫌でも全が善ならそれは善なのですよ。
それに従えないなら切り捨てましょうね。あなたはいりません。はい、さようなら」
悔やみもしないし怒りもしない。こっちだっておさらばしたかった。
でも使えない屑のレッテルは貼られた。これじゃあこっちだけ損じゃない、ちくしょう。
全てを諦めて、全てを流して、自分の感情のあるがままに生きるのは悪じゃないはずだ。
正しい論理には反していても、正しい倫理には反してない。だから、悪じゃない。
でも。仲良くしてくれる友達がいるから。帰る場所をくれる家族がいるから。
大人になれず、意味もなく突っ立ったままの自分が、どうしたって惨めなんだ。
いっそ全てを捨てられたら楽になれるような気がするのに。踏み出せないし手が離せない。
どっちつかずの卑怯者。虚勢しか張れない天邪鬼。きっとそんなの私だけ。
ああ、メルヘンに逃げたい。大人になりたくない。
もう何も考えたくない。