夏文庫

2005-07-11 22:52:12 | 読書
私が夏を実感するのは、「新潮文庫の100冊」フェアが始まるとき。
やった、夏が来たぞ!と心が躍ります。

新潮文庫のHP、可愛い仕立てなのでご覧になってくださいまし。

二冊読むと必ずもらえる、金のしおり・・・だったかな。
(実は<応募>するのが面倒で一度ももらったことがないんです)

村上春樹の「海辺のカフカ」が文庫になったようですね。
なぜだかわからないのですが、私は彼の本を最後まで読めたことがありません。
途中で挫折してしまう。

彼が翻訳した本もダメ。
「キャッチャー・イン・ザ・ライ 」も読めなかった。
野崎 孝訳の「ライ麦畑でつかまえて」は大好きなんだけど。。。なぜだ。


今年は角川文庫も、「発見。夏の100冊」フェアをやっています。

こちらのHPでは青いTシャツのカバが闊歩しています。

二冊読むとオリジナルブックカバーが必ずもらえる・・・う~ん、欲しいかもしれない。

問題は、角川文庫によみたい本があるか。(汗)

角川文庫は本屋に入るとすぐにわかる。夏の100冊には鮮やかなスカイブルーの帯がかかっているからだ。
読書欲が減退するような色、わたしは密かに思っている。

<書を捨てよ、町へ出よう>といっているような気がしてならない。


この夏は、須賀敦子さんのエッセイを読み直そうとしている。
うちにある全部と、買い忘れた何冊かを手に入れて。

「地図のない道」「ミラノ 霧の風景」と読みすすめ、間奏曲として「須賀敦子のミラノ」を読んだ。
今は「トリエステの坂道」にとりかかっている。

このあとは「コルシア書店の仲間たち」「ヴェネツィアの宿」、もうひとつの間奏曲として「須賀敦子のヴェネツィア」
それから「遠い朝の本たち」「ユルスナールの靴」「本に読まれて」

さぁて、夏の間に読破できるだろうか。。。

須賀敦子さんのエッセイについては感想を書きたいと思っているが、きちんと書くだけの力量がない。
悩みどころですねぇ。




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