川上作品に興味を持った私が2冊目に読んだ本である。
1冊目はオムニバス形式の中編小説「センセイの鞄」だった。
「おめでとう」は12の物語で構成された短編集。
短編は小粒できりりとした読み応えがあるのが
普通だと思うが、川上作品にはそれはない。
ういろうのように頼りなく柔らかな感じなのだ。
恋愛小説集なのだが、まともな世界からビミョウにずれているのが特徴で
間(ま)の外れ具合が、まったり具合が、いい感じなのである。
「春の虫」「冬一日」と「運命の恋人」
3つ選べと言われたらこうなる。
ひとつだけ選ぶなら「おめでとう」でしょうか。
1冊目はオムニバス形式の中編小説「センセイの鞄」だった。
「おめでとう」は12の物語で構成された短編集。
短編は小粒できりりとした読み応えがあるのが
普通だと思うが、川上作品にはそれはない。
ういろうのように頼りなく柔らかな感じなのだ。
恋愛小説集なのだが、まともな世界からビミョウにずれているのが特徴で
間(ま)の外れ具合が、まったり具合が、いい感じなのである。
「春の虫」「冬一日」と「運命の恋人」
3つ選べと言われたらこうなる。
ひとつだけ選ぶなら「おめでとう」でしょうか。
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