ふくちゃんラブ

お散歩仲間の面子の入れ替わりが激しい。

あるワンこは病気で、または怪我で、いつの間にか公園に来なくなったワンコが、片手では数えられない程いる。

お散歩していると、犬連れだったり、そうでなかったりと色んな方をお見かけするが、やはり可愛い物は可愛いので（テヘヘ）フクの頭を撫でて下さる。

そんな時はお礼を言う声のトーンも一段と上がるのである。



でも・・・もしも、フクが今何らかの事で死んでしまったら、どうしよう・・・同じようなワンコって居るのかしら？

ネガティブ思考のわたしは、もう明日にでもフクは死んじゃうのではないかと後釜探しについついネットをさ迷ってしまうのである。でも、いないの。

フクのいない生活なんて考えられないわ。

そこで、シャンプー歴１５年以上というショップのマスターに問うてみた。


「こんなダックスって他にいましたか？」

「う～んっと・・・今の所、見かけませんねえ。ボクも長いことこの仕事してますけど、ワイヤーダックスなのに、この毛質の子ってまだ見た事ないです」だそうで・・・

をを、では、もしも、もしもよ、フクが死んだら、もう同じようなダックスには会えないのだなと思うと、何だか涙が出てきて、思わずフクを抱きしめてしまった。

フクはびっくりして、スタスタと部屋を出て行ってしまった、ちぇ・・・